figuresは「数字」。こうした数字を示す表現は、「量」はどれくらいであるかもほのめかす(だいたいは「お金がどれくらい」であるかを示す)。figuresは実際、日本の「桁」に近い。したがって、five figuresと言えば、例えば$45,000のような5桁の数字、six figuresと言えば、例えば$871,000のような6桁の数字、seven figuresと言えば、例えば$2,000,000(こんな額の数字を銀行で見たら、とてもうれしいですね[wouldn't it be nice to see it in the bank]⇒このwouldn't it be niceという表現は、2006/04/19のGetUpEnglishを参照)のような7桁の数字を示す。
○Practical Example
"How much was the contract for renovating the building, Mr. Cramp?"
"The contract was for six figures, Mr. Foot, but no one knows exactly how much."
「クランプさん、ビルの改修には、どれくらいお金がかかりますか?」
「フットさん、まあ、6桁の額にはかかるでしょうな。でも正確にどれくらいかかるのか誰にもわかりませんな」
●Extra Point
figureは形容詞としても用いられる。five-figure sum(5桁の合計額)、six-figure amount(6桁の量)、seven-figure deal(7桁の取引)といいうように。
◎Extra Example
"I heard that the renovation required a six-figure amount."
"Six-figure? More like seven. It was a seven-figure sum, Mr. Legge."
「改修には6桁の額がかかったと聞いた」
「6桁だって? いや、7桁だ。何だかんだ言って7桁かかってしまったよ(つまり100万ドル以上)、レッゲさん」