cast asideは「(物・友人・不安など)を捨て去る、(習慣など)を廃止する、(疑いなど)を払いのける」。
今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。
○Practical Example
As soon as he arrived, Hideaki cast aside his coat and went to work.
「英昭は到着するや、上着を脱ぎ捨てて仕事に取りかかった」
●Extra Point
現在鋭意翻訳中の本にこの表現があった。
◎Extra Example
The violent attacks on Freedom Rides, sit-ins, and marches led some to cast aside Martin Luther King’s nonviolent ideals.
「フリーダムライドや座り込み(シットイン)や行進の最中に攻撃を受けたことより、マーティン・ルーサー・キングが訴える非暴力の理想を捨て去る者が出てきたのだ」
☆Extra Extra Point
「(偏見・不安など)を振り払う、捨て去る」の意味でも使われる。
★Extra Extra Example
You've got to cast aside your fears and take action.
「不安を振り払って行動を起こさなくちゃだめだよ」
アベンジャーズインフィニティ・ウォー (ディズニーストーリーブック) 新書– 2018/9/29
ジム・マッキャン (著), アンソニー・ルッソ (著), ジョー・ルッソ (著), 上杉隼人 (翻訳)
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000313433
いよいよ発売です!
本文より
鋼鉄の軍団アウトライダーズによって、ワカンダ軍は切り裂かれつつあった。ハルク・バスターも倒されて、大群で襲いかかられている。
「敵が多すぎる!」その中でバナーが声を上げる。ハルク・バスターのマスクもはぎはぎとられてしまいそうだ!
バーーーーン!
なんだ? まるで強力な雷が落ちてきたようだ。
アウトライダーズの動きは止まり、光を放つ斧のようなものがものすごいスピードで動きまわり、スティーブ、ブラックパンサー、ハルク・バスターほか、ワカンダ軍とアベンジャーズを抑えこんでいた敵を一気に吹っ飛ばした。
バシッ!
その光る斧を最後に何者かが手にした。
ソーだ!
肩の上にはロケットが、脇にはグルートが立っている。
ニダベリアでエイトリーが作ったストームブレーカーは虹の通路を呼び出すこともできるのだ。それを通って3人は一瞬にして地球のワカンダに降り立った。
ロケットがソーの肩から降りて、レーザー銃を構える。
ブラック・ウィドウが、スティーブが、ブラックパンサーが、彼らの姿を頼もしそうに見つめる。
「ハッハッハ!」バナーがハルク・バスターのマスクを取って大声を上げる。「どうだ、おまえら、もう終わりだ!」
プロキシマ・ミッドナイトはカル・オブディシアンの脇で表情をゆがめた。
「サノスを呼んで来い!」
雷神降臨だ。青白い光に包まれたソーは大声を上げて敵に向かって駆け出す。
「ウアアアア!」グルートもロケットもともに駆け出す。
ソーは空高く飛び上がり、地面に新しい武器を振りおろした。
バキバキバキバキバキ!
ストームブレーカーは光を放ち、周りにいたアウトライダーを一気になぎ倒した。
https://www.youtube.com/watch?v=SqbyFpe0cW4
内容紹介
アベンジャーズ全滅へのカウントダウンが始まる!
6つすべてを手に入れると世界を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン。その究極の力を秘めた石を狙う“最凶”にして最悪の敵<ラスボス>サノスを倒すため、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。果たして、彼らは人類を救えるのか?
映画『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』は公開3日間で全米の歴代映画史上No.1の大ヒットを記録。
更に、史上最速で"世界歴代映画興行収入TOP5入り"という、映画史を塗り替える偉業を達成。世界中にアベンジャーズ旋風を巻き起こしている!
著者について
上杉 隼人
■訳者
上杉隼人(うえすぎはやと)
訳書に、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『スパイダーマン ホームカミング』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』『ドクター・ストレンジ』『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(ディズニーストーリーブック)、『スター・ウォーズ』エピソードI, II, III, IV, V, VI(講談社文庫)、『ロイ・E・ディズニーの思い出 ディズニーアニメーション新黄金時代を創る』(講談社)ほか多数。人気ブログGetUpEnglishを管理、運営。