なぎのあとさき

日記です。

版画、運び屋、花冷えしすぎ

2019年04月02日 | 日々のこと

花冷えしすぎ。
いいかげん春本番来てほしい。

そんななか、元号の発表があり、ダーと猫たちとテレビで見た。
猫たちは寝てたけど。

もともと西暦派だけど、「昭和感」とか「平成っぽい」とか、ふしぎと時代の色ってある。
令和はまだどんなだかわからないけど、命令とか号令とかを想起させるとネットは荒れ気味で、私は初見で冷たい感じの色を連想した。
今後もなるべく西暦で。

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殿はまんべんなく色々食べるようになって良かった。
ビーも一缶くらいペロリ。
ただ、二人の食べたいものは、けしてかぶらないらしい。

殿が網戸を開けようとしてると、モンちゃんが後ろで待ち構えてて、殿が開けて外に出ると、モンちゃんも殿の尻馬に乗って外に出る。
この、しりうまに乗る、というのがモンちゃんにしっくりくる語彙なので、尻馬乗太郎というのがモンちゃんの最新のニックネーム。
モンチは殿の金魚のふん、って言われてたけど、ただ無心に殿のあとを追うモンチとは違って、モンちゃんは殿のおこぼれに預かりつつ、自分のやりたいようにやる。

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日曜は、町田の美術館で長谷川潔を見てきた。
一本の木をずっと見ていたら神が見えた、と若冲と同じようなことをいってた。
メゾティントの作品が多くて、陰影や線が繊細で、鳥や魚、花が美しかった。


フォンテーヌ寓話、狐と葡萄。
しゃれている。

竹取物語の一連の絵もとても良かった。
常設展は、百人一首。

その後、住宅街を少し歩いてコンビニを見つけ、公園に戻って桜の下で軽く一杯。
Nくんにモー娘。について熱く語られた。
音楽的にすごい、とのこと。
でも、別に聴く気はしないなー。
音楽って、いいかどうかより、好きかどうかでいい。

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月曜、ダーが休みで、庭のヒメコブシを剪定。
一つだけ、今にも咲きそうなピンクの蕾が大きくなってたのに、この日に見たら無残にかじられていた。ヒヨさんね。

雨がパラッと降って、止んで、近所の桜めぐり。
毎年、同じ桜の前で剪定をディスってるとダーに言われた。
たぶん来年もディスる。


残念な剪定。
斬る前は素晴らしい並木だったのにぃ!

桜はまだ蕾がたくさん残ってて、満開って感じがしない。
河原の桜は五分以上蕾だった。
花つきがいつもより少ない気がするのは、冬の冷え込みが足りなかったのかもしれない。

16時より、「運び屋」。
90歳になっても、人は間違いを犯すし、やり直すこともできるし、歌うし、踊るし、女も抱ける(しかも3P)。
人生って素晴らしい!若い女のケツはいい!という、シンプルで陽気な映画だった。
タイトルと予告編からもっと物騒な映画かと思ってたけど全然違った。
かっこよすぎなイーストウッドではなく、わりとふつうのおじいちゃんを描いてるふうで、やっぱりイーストウッドだけかっこいい、っていう。
88歳でもスクリーン映え。
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