北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

東北地方太平洋沖地震に対する防衛省自衛隊の対応(4月3日0800)

2011-04-03 23:41:14 | 防災・災害派遣

■防衛省発表

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年4月3日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請元及び要請日時岩手県知事 3月11日14時52分 宮城県知事 3月11日15時02分
茨城県知事 3月11日16時20分 福島県知事 3月11日16時47分
青森県知事 3月11日16時54分 北海道知事 3月11日18時50分
千葉県知事 3月12日01時00分

2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人 員 : 約106,600名
(陸災部隊:約70,000名、海災部隊:約14,500名、空災部隊:約21,600名、原子力災派部隊:約500名)
航空機 : 539機
(回転翼212機、固定翼327機)
艦 船 : 50隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被災者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、道路啓開、瓦礫除去、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への情報提供、上空からの撮像、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(4月2日)

06時41分 13旅団 相馬市において給食支援開始

07時00分 13旅団 いわき市において給水支援開始

09時00分 13旅団 熊野神社及び薬師堂において給水支援開始

09時50分 東北方面後方支援隊 宮城野区及び若林区において燃料巡回配布開始

16時43分 12旅団 布引において巡回診療を実施

16時45分 13旅団 新地町における物資輸送支援を実施

21時15分 東北方面音楽隊 福島大学(聴衆約100名)、会津高校(聴衆約50名)において慰問演奏を実施

○海自

(4月2日)

08時00分 第2航空群 診療支援、メンタルヘルスケアを実施

08時02分 護衛艦「くらま」 野々島の流木・瓦礫等の除去

08時21分 護衛艦「おおなみ」 桂島の流木・瓦礫等の除去及び支援物資を搬送

10時38分 輸送艦「くにさき」 渡波漁港地区において入浴支援(男性31名、女性31名)及び物資提供(灯油30L、タオル、バスタオル、ぜんざい)

10時54分 護衛艦「おおなみ」 寒風沢島の被災者に対し、支援物資搬送

11時01分 多用途支援艦「すおう」 大島浦浜への救援物資輸送

11時13分 護衛艦「あまぎり」 桂島の被災者に対し、ダンボール76個搬送

11時37分 護衛艦「おおなみ」 野々島の被災者に対し、支援物資搬送

15時55分 護衛艦「ひゅうが」 広田湾において入浴支援(男性30名、女性38名)

18時00分 大湊音楽隊 第2航空群においてハートフルコンサート(被災者激励)実施

○空自

(4月2日)

07時03分 災害復旧支援隊(松島)が石巻市にて給水支援の活動開始

07時20分 北空派遣隊(山田)が給水支援、捜索救助等の活動開始

08時00分 大滝根山分屯基地が田村市内にて給水給食支援活動開始

08時01分 航空救難団UH-60×7機、U-125×2機、警戒航空隊E-2C×3機、E-767×1機が気仙沼市から多賀城市及び海岸から沖合10マイルの海上等集中捜索を開始

09時05分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン、ソーラー発電システム)を名古屋から松島まで空輸

09時15分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(ソーラー発電システム)を名古屋から松島まで空輸

09時48分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(ソーラー発電システム、パン等)を名古屋から松島まで空輸

10時16分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を美保・入間から福島まで空輸

10時20分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を千歳から松島まで空輸

10時46分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を千歳から松島まで空輸

10時53分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(衛星電話)を入間から三沢まで空輸

11時18分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を千歳から松島まで空輸

11時55分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を福岡から松島まで空輸

12時38分 三沢ヘリ空輸隊CH-47×1機が救援物資(ドラム缶)を八雲から三沢まで空輸

12時40分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(民生品)を福岡から松島まで空輸

13時35分 三沢ヘリCH-47×1機が救援物資(燃料)を八雲から三沢まで空輸

13時50分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(納体袋)を入間から松島まで空輸

14時17分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(ソーラー発電システム、パン当)を名古屋から松島まで空輸

14時31分 第1輸送航空隊C-1×1機が救援物資(ソーラー発電システム)を名古屋から松島まで空輸

14時58分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(民生品)を名古屋から松島まで空輸

15時19分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品、施設資材)を千歳から松島まで空輸

15時41分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(紙おむつ、毛布、飲料水等)を千歳から松島まで空輸

16時09分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資を千歳から松島まで空輸

16時29分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(食料)を千歳から松島まで空輸

17時09分 航空救難団UH-60×1機が地震による航空偵察のため百里を離陸(17時46分百里着陸)

○原子力災害派遣による活動

(4月2日)

07時23分 CH-47(サーモグラフィ・放射線測定機搭載)×1機による福島第1原発上空モニタリング開始(07時45分終了)

08時03分 偵察航空隊RF-4E×1機が福島第1原発の航空偵察のため百里を離陸(08時42分百里着陸)

08時28分 多用途支援艦「ひうち」、米軍バージ船(2号)のえい航終了
報道資料
記者会見
お知らせ
参考資料:報告書等
参考資料:人事発令
参考資料:叙勲者等受章者

派遣部隊
陸 自  東北方面隊
第6師団(第20普通科連隊(神町)、第22普通科連隊(多賀城)、第44普通科連隊(福島)、第6特科連隊(郡山)、第6後方支援連隊(神町)、第6戦車大隊(大和)、第6高射特科大隊(郡山)、第6施設大隊(神町)、第6通信大隊(神町)、第6偵察隊(大和)、第6飛行隊(神町)、第6特殊武器防護隊(神町)、第6師団司令部付隊(神町))
第9師団(第5普通科連隊(青森)、第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第9特科連隊(岩手)、第9後方支援連隊(青森)、第9戦車大隊(岩手)、第9高射特科連隊(岩手)、第9施設大隊(八戸)、第9通信大隊(青森)、第9対戦車隊(八戸)、第9偵察隊(弘前)、第9飛行隊(八戸)、第9化学防護隊(青森)、第9師団司令部付隊(青森))
第4地対艦ミサイル連隊(八戸)、第2施設団(船岡)、東北方面特科隊(仙台)、第5高射特科群(八戸)、東北方面通信群(仙台)、東北方面航空隊(霞目)、東北方面後方支援隊(仙台)、東北方面衛生隊(仙台)、東北方面総監部付隊(仙台)

北部方面隊
第2師団(第3普通科連隊(名寄)、第25普通科連隊(遠軽)、第26普通科連隊(留萌)、第2特科連隊(旭川)、第2後方支援連隊(旭川)、第2施設大隊(旭川)、第2通信大隊(旭川)、第2偵察隊(旭川)、第2飛行隊(旭川)、第2化学防護隊(旭川)、第2師団司令部付隊(旭川))
第5旅団(第4普通科連隊(帯広)、第6普通科連隊(美幌)、第5戦車隊(鹿追)第5特科隊(帯広)、第5後方支援連隊(帯広)、第5偵察隊(帯広)、第5飛行隊(鹿追)、第5高射特科中隊(帯広)、第5施設中隊(帯広)、第5通信中隊(帯広)、第5音楽隊(帯広)、第5旅団司令部付隊(帯広))
第7師団司令部(第11普通科連隊(東千歳)、第72戦車連隊(帯広)、第7後方支援連隊(東千歳)、第7施設大隊(東千歳)、第7通信大隊(東千歳)、第7飛行隊(丘珠)、第7師団司令部付隊(東千歳))
第11旅団(第18普通科連隊(真駒内)、第28普通科連隊(函館)、第11戦車隊(真駒内)、第11後方支援隊(真駒内)、第11旅団司令部付隊(真駒内))
第1特科団(北千歳)、北部方面施設隊(南恵庭)、北部方面航空隊(丘珠)、北部方面後方支援隊(島松)、北部方面通信群(札幌)、北部方面会計隊(札幌)、北海道補給処(島松)

東部方面隊
第1師団(第1普通科連隊(練馬)、第31普通科連隊(武山)、第34普通科連隊(板妻)、第1特科隊(北富士)、第1後方支援連隊(練馬)、第1戦車大隊(駒門)、第1高射特科大隊(駒門)、第1施設大隊(朝霞)、第1通信大隊(練馬)、第1化学防護隊(練馬)、第1師団司令部付隊(練馬))
第12旅団(第2普通科連隊(高田)、第13普通科連隊(松本)、第30普通科連隊(新発田)、第12特科隊(宇都宮)、第12後方支援隊(新町)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第12偵察隊(相馬原)、第12対戦車中隊(新町)、第12高射特科中隊(相馬原)、第12施設中隊(新町)、第12通信中隊(相馬原)、第12科学防護隊(相馬原)、第12旅団司令部付隊(相馬原))
第1施設団(古河)、東部方面後方支援隊(朝霞)、東部方面航空隊(立川)、第2高射特科群(松戸)、東部方面通信群(朝霞)、東部方面会計隊(朝霞)、第1教育団(朝霞)、相馬原駐屯地業務隊(相馬原)、霞ヶ浦駐屯地業務隊(霞ヶ浦)、木更津駐屯地業務隊(木更津)、宇都宮駐屯地業務隊(宇都宮)、北宇都宮駐屯地業務隊(北宇都宮)

中部方面隊
第3師団(第7普通科連隊(福知山)、第36普通科連隊(伊丹)、第37普通科連隊(信太山)、第3特科隊(姫路)、第3後方支援連隊(千僧)、第3戦車大隊(今津)、第3高射特科大隊(姫路)、第3通信大隊(千僧)、第3飛行隊(八尾)、第3偵察隊(千僧)、第10師団(第14普通科連隊、第33普通科連隊(久居)、第35普通科連隊(守山)、第10特科連隊(豊川)、第10後方支援連隊(春日井)、第10戦車大隊(今津)、第10高射特科大隊(豊川)、第10施設大隊(春日井)、第10通信大隊(守山)、第49普通科連隊(豊川)、第10偵察隊(春日井)、第10化学防護隊(守山)、第10師団司令部付隊(守山))
第13旅団(第8普通科連隊(米子)、第17普通科連隊(山口)、第46普通科連隊(海田市)、第13特科隊(日本原)、第13後方支援隊(海田市)、第13偵察隊(出雲)、第13飛行隊(防府)、第13戦車中隊(日本原)、第13高射特科中隊(日本原)、第13施設中隊(海田市)、第13通信中隊(海田市)、第13師団司令部付隊(海田市))
第14旅団(第15普通科連隊(善通寺)、第50普通科連隊(高知)、第14特科隊(松山)、第14後方支援隊(善通寺)、第14偵察隊(善通寺)、第14飛行隊(北徳島)、第14戦車中隊(日本原)、第14施設中隊(高知)、第14通信中隊(善通寺)、第14旅団司令部付隊(善通寺))第4施設団(大久保)、中部方面後方支援隊(桂)、中部方面通信群(伊丹)、中部方面航空隊(八尾)、中部方面衛生隊(伊丹)、中部方面会計隊(伊丹)、守山駐屯地業務隊(守山)、大久保駐屯地業務隊(大久保)、善通寺駐屯地業務隊(善通寺)、出雲駐屯地業務隊(出雲)、自衛隊阪神病院(川西)

西部方面隊
第4師団(第16普通科連隊(大村)、第40普通科連隊(小倉)、第41普通科連隊(別府)、第4特科連隊(久留米)、第4施設大隊(大村)、第4通信大隊(福岡)、第4偵察隊(福岡)、第4飛行隊(目達原)、第4後方支援連隊(福岡)、第4師団司令部付隊(福岡))
第8師団(第12普通科連隊(国分)、第42普通科連隊(北熊本)、第43普通科連隊(都城)、第8特科連隊(北熊本)、第8後方支援連隊(北熊本)、第8戦車大隊(玖珠)、第8施設大隊(川内)、第8高射特科大隊(北熊本)、第8通信大隊(北熊本)、第8偵察隊(北熊本)、第8化学防護隊(北熊本)、第8師団司令部付隊(北熊本))
第15旅団(第15後方支援隊(那覇)、第51普通科連隊(那覇)、第15通信隊(那覇)第5施設団(小郡)、西部方面特科隊(湯布院)、第2高射特科団(飯塚)、西部方面後方支援隊(目達原)、西部方面通信群(健軍)、西部方面航空隊(目達原)、西部方面衛生隊(健軍)、西部方面会計隊(健軍)、自衛隊福岡病院(春日)、自衛隊熊本病院(熊本)

中央即応集団
第1空挺団(習志野)、第1ヘリコプター団(木更津)、中央即応連隊(宇都宮)、中央器特殊防護隊(大宮)、対特殊武器衛生隊(朝霞)、中央即応集団司令部付隊(朝霞)、国際活動教育隊(駒門)
通信団(市ヶ谷)、警務隊(市ヶ谷)、高射学校(下志津)、施設学校(勝田)、需品学校(松戸)、化学学校(大宮)、自衛隊中央病院(三宿)、武器学校(土浦)


海 自 指揮官:横須賀地方総監
航空集団(厚木)、教育航空集団(下総)、横須賀地方総監部(横須賀)、掃海隊群(横須賀)、第1護衛隊群(横須賀)、第2護衛隊群(佐世保)、第3護衛隊群(舞鶴)、第2潜水隊群(横須賀)、第1航空群(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(館山)、第22航空群(大村)、第31航空群(岩国)、下総教育航空群(下総)、第1護衛隊(横須賀)、第2護衛隊(佐世保)、第3護衛隊(舞鶴)、第4護衛隊(大湊)、第5護衛隊(横須賀)、第6護衛隊(佐世保)、第1輸送隊(呉)、第11護衛隊(横須賀)、第12護衛隊(呉)、第15護衛隊(大湊)、第1掃海隊(呉)、第2掃海隊(佐世保)、第51掃海隊(横須賀)、第101掃海隊(呉)、第41掃海隊(横須賀)、第42掃海隊(呉)、第43掃海隊(佐世保)、第44掃海隊(舞鶴)、第45掃海隊(大湊)、第46掃海隊(佐世保)、第61航空隊(厚木)、第111航空隊(岩国)、第203教育航空隊(下総)、第211教育航空隊(鹿屋)、第2潜水隊(横須賀)、第1海上訓練支援隊(呉)、横須賀警備隊(横須賀)、第2ミサイル艇隊(舞鶴)、横須賀衛生隊(横須賀)護衛艦「はるさめ」、護衛艦「たかなみ」、護衛艦「おおなみ」、護衛艦「さわゆき」、護衛艦「やまゆき」、護衛艦「しらね」、護衛艦「くらま」、護衛艦「ゆうぎり」、護衛艦「あまぎり」、護衛艦「せとぎり」、護衛艦「さわぎり」、護衛艦「きりしま」、護衛艦「ちょうかい」、護衛艦「あしがら」、護衛艦「ひゅうが」、護衛艦「あぶくま」、護衛艦「おおよど」、護衛艦「ちくま」、護衛艦「とね」、掃海艦「やえやま」、掃海艦「はちじょう」、掃海母艦「ぶんご」、輸送艦「おおすみ」、輸送艦「くにさき」、輸送艦「ゆら」、輸送艦「のと」、訓練支援艦「くろべ」、訓練支援艦「てんりゅう」、多用途支援艦「ひうち」、多用途支援艦「すおう」、多用途支援艦「あまくさ」、海洋観測艦「すま」、海洋観測艦「わかさ」、海洋観測艦「にちなん」、潜水艦救難母艦「ちよだ」、試験艦「あすか」、補給艦「ときわ」、補給艦「はまな」、補給艦「おうみ」、補給艦「とわだ」、掃海艇「ひらしま」、掃海艇「たかしま」、掃海艇「つきしま」、掃海艇「まえじま」、掃海艇「くめじま」、掃海艇「まきしま」、掃海艇「ながしま」、掃海艇「ゆげしま」、掃海艇「つのしま」、掃海艇「なおしま」、掃海艇「とよしま」、掃海艇「あいしま」、掃海艇「あおしま」、掃海艇「みやじま」、掃海艇「ししじま」、掃海艇「とびしま」、掃海管制艇「さくしま」、特務艇「はしだて」、試験艦「くりはま」
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、北部航空警戒管制団(三沢)、第6高射群(三沢)、北部航空施設隊(三沢)、第4航空団(松島)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、中部航空警戒管制団(入間)、第1高射群(入間)、第4高射群(岐阜)、中部航空施設隊(入間)、西部航空方面隊司令部支援飛行隊(春日)、第5航空団(新田原)、第8航空団(築城)、西部航空警戒管制団(春日)、第2高射群(春日)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空混成団司令部(那覇)、第83航空隊(那覇)、南西航空警戒管制隊(那覇)、第5高射群(那覇)、南西航空施設隊(那覇)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、千歳救難隊(千歳)、秋田救難隊(秋田)、新潟救難隊(新潟)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、航空総隊司令部飛行隊(入間)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)、警戒航空隊(三沢)、高射教導隊(浜松)、航空システム通信隊(市ヶ谷)、第1航空団(浜松)、第1術科学校、第2術科学校、北部航空音楽隊(三沢)、第4補給処東北支処(東北町)、防空指揮群(府中)、プログラム管理隊(入間)、中部航空音楽隊(浜松)、教材整備隊(浜松)、第11飛行教育団(静浜)、幹部候補生学校(奈良)、第4術科学校(熊谷)、電子開発実験群(入間)、航空中央業務隊(市ヶ谷)、第1補給処(木更津)、第1補給処東京支処長(十条)、第2補給処(岐阜)、第3補給処(入間)、第4補給処(入間)、西部航空音楽隊(春日)、第12飛行教育団(防府北)、航空教育隊(防府南)、第3術科学校(芦屋)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空音楽隊(那覇)、作戦情報隊(府中)、航空保安管制群(入間)、航空気象群(府中)、飛行点検隊(入間)、航空開発実験団司令部(入間)、航空安全管理隊(立川)、航空警務隊(市ヶ谷)、航空機動衛生隊(小牧)、補給本部(十条)、基地防空教導隊(千歳)、第3高射群(千歳)、航空教育隊第2教育群(熊谷)、航空中央音楽隊(立川)、第1補給処立川支所(立川)、飛行開発実験団(岐阜)、第4補給処高蔵寺支処(高蔵寺)、飛行教導隊(新田原)、飛行教育航空隊(新田原)、第13飛行教育団(芦屋)、第5術科学校(小牧)、航空医学実験隊(入間)、幹部学校(目黒)、航空支援集団(府中)、航空救難団(入間)、航空教育集団(浜松)、岐阜病院(岐阜)

外国要人往来

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福島第一原発(東北地方太平洋沖地震)に関する事実関係(2011.04.02.2128)

2011-04-03 08:28:32 | 防災・災害派遣

◆記事は全てNHK情報

 日本史上最悪の原子力事故に対し多くの情報が飛び交っていますが一部には信頼性に欠ける情報も流されています、このため流言飛語を防止する観点から本記事は全てNHKHPからの転載です。

◆出典:NHK

施設にひび割れ 汚染水が海に
東京電力福島第一原子力発電所の2号機で、高濃度の放射性物質を含む水が、海沿いにある「ピット」と呼ばれる施設のひび割れた部分から海に流れ出ていることが分かりました。
汚染された水が海に流れ出ている場所が確認されたのは初めてで、東京電力は、原子炉からの水が漏れ出すルートの1つとみて調べています。
東京電力によりますと、2日午前9時半ごろ、2号機の海水を取り込む「取水口」の近くにある、電源ケーブルを納めるための「ピット」と呼ばれるコンクリート製の施設に、10センチから20センチほど水がたまっているのが見つかりました。
ピットの側面には長さ20センチほどのひび割れが見つかり、そこから水が海に流れ出ていたということです。
福島第一原発で、汚染された水が海に流れ出ている場所が確認されたのは初めてです。
ピットの水の表面では、1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が測定され、東京電力は、見つかったひび割れをコンクリートで埋めて、水が流れ出るのを止める作業を進めています。
2号機では、タービン建屋にたまった水から、運転中の原子炉の水のおよそ10万倍という高い濃度の放射性物質が検出されているほか、タービン建屋の外にある、トレンチと呼ばれるトンネルにたまった水からも、高い濃度の放射性物質が検出されています。
東京電力によりますと、汚染された水が見つかったトレンチは、電源ケーブル用の別のトレンチを経由して、2号機のピットとつながっているということです。
ピットの中の水を調べたところ、運転中の原子炉の水のおよそ1万倍の濃度の放射性物質が検出され、東京電力は、原子炉からの水が海に漏れ出すルートの1つとみて調べています。
東京電力は、これまでの福島第一原発と福島第二原発の周辺に加えて、2日から新たに原発の沖合15キロ付近でも海水のサンプリング調査を行って、放射性物質による汚染状況を調べています。

4月2日 21:28更新

▲ページトップへ放射性物質汚染の水 除去作業急ぐ
東京電力の福島第一原子力発電所では、1号機から3号機までのタービンがある建物で、復旧作業の妨げとなっている放射性物質に汚染された水を取り除く作業を急いでいます。
このうち、2号機と3号機では、汚染された水を「復水器」と呼ばれる施設に移すために、復水器にもともと入っていた水を別のタンクに移し替える作業が2日から始まることになっています。
東京電力福島第一原発では、1号機から3号機までのタービンがある建物で、放射性物質に汚染された水が見つかり、復旧作業の妨げとなっています。
東京電力は汚染された水を取り除く作業を急いでいて、このうち、先月24日、復旧作業をしていた作業員3人が被ばくした3号機と2号機では、汚染された水を「復水器」と呼ばれる施設に移すために、復水器にもともと入っていた水を近くにある「復水貯蔵タンク」という別のタンクに移し替える作業が2日から始まることになっています。
また、原子炉を冷却する機能を回復するため、核燃料の熱で温まった水を海水で冷やす「残留熱除去系」と呼ばれる大量の水を循環させるシステムの復旧を目指して、作業を続けています。
このうち、海水を取り込む仮設ポンプの設置が1号機から4号機で1日までに終わり、今後、外部電源で動かす予定です。
一方、原発の敷地を取り囲むように設置され、放射線のデータを測る8つのモニタリングポストが、1日、震災で停止して以来、3週間ぶりに復旧しました。
このデータは自動的に送る機能が復旧していないことから、2日から作業員が一日1回、現地に出向き、データを回収するとともに、東京電力のホームページで計測された値を公開することにしています。
また、冷却用の真水およそ1300トンを積んだアメリカ軍の大型船が、2日午前10時20分から水の供給を再開したほか、同じ規模の別の船が、新たに午前9時すぎに原発専用の岸壁に接岸しました。
さらに、原発の敷地内には水素爆発などで放射性物質が放出されていて、それがちりと一緒に飛び散るのを防ぐため、1日から地面に合成樹脂を散布する試験が始まりました。
細かい土やほこりを固めて閉じ込めるとされるこの合成樹脂は、乾燥して効果が出始めるまで24時間程度かかるため、東京電力は、2日、現場で放射線量を測定しながら効果を確かめることにしています。

4月2日 14:15更新

▲ページトップへIAEA 飯舘村は基準下回る
福島県飯舘村で、IAEA=国際原子力機関の避難勧告の基準を超える放射性物質が検出された問題で、IAEAは1日、その後の分析では、放射性物質の濃度が避難勧告の基準を下回ったと発表しました。
この問題は、福島第一原子力発電所から北西におよそ40キロ離れた飯舘村で、日本側が測定した土壌のデータをIAEAが独自に分析したところ、IAEAが避難を勧告する基準の2倍に当たる1平方メートル当たり、2000万ベクレルの放射性ヨウ素131の値が確認されたものです。
これについて、IAEAは1日、さらに分析を行った結果を公表しました。
それによりますと、飯舘村で日本側が先月19日から29日の間に15回にわたって測定した土壌データを詳しく分析したところ、ヨウ素131の平均値は、1平方メートル当たり700万ベクレルで、避難勧告の基準を下回っていたということです。
これについて、IAEAでは「放射性物質の濃度は、福島第一原発の今後の状況や、風向きや雨など気象条件によって、変化する可能性がある」として、土壌などのデータの推移を注視するよう、日本政府に対して求めています。

4月2日 6:45更新

▲ページトップへIAEA 原子炉専門家派遣へ
福島第一原子力発電所の事故で、IAEA=国際原子力機関は日本政府の要請を受けて、新たに原子炉の専門家を日本に派遣することを決めました。
派遣されるのは、福島第一原子力発電所に設置されている「沸騰水型」と呼ばれる原子炉の専門家2人です。
2人は、4日から日本で、原子力安全・保安院や東京電力と協議して情報の収集に当たるほか、今後の対応について日本側に助言するということです。
IAEAは、これまでに16人の専門家を日本に派遣して、福島県や首都圏で大気中に含まれる放射線量の測定などに当たってきました。
このうち、海水分析の専門家1人は、2日から日本の専門家と一緒に調査船に乗って、福島第一原発周辺の海水に含まれる放射性物質の分析を行う予定です。

4月2日 9:00更新

▲ページトップへ冷却系復旧 時間かかる見通し
深刻な状況が続く福島第一原子力発電所で、東京電力は原子炉などを安定的に冷やす切り札として大量の水を循環させるシステムの復旧を目指していますが、これに使う仮設のポンプが1日までに1号機から4号機に設置されました。
しかし、原子炉が入っている建物の放射線量が高く、配管や設備の点検ができない状態が続いていて、復旧に時間がかかる見通しです。
福島第一原発の1号機から4号機では、現在、原子炉や使用済み燃料プールに直接、真水を送り込んで燃料から出る熱を応急的に冷やしています。
東京電力では、本来の冷却機能を回復するため、核燃料の熱で温まった水を海水で冷やす「残留熱除去系」という大量の水を循環させるシステムの復旧を目指して、作業を続けています。
このうち、海水を取り込む仮設ポンプの設置が、1号機から4号機までで1日までに終わり、今後、外部電源で稼働させる予定です。
しかし、システムの主要な部分に当たる、原子炉などを冷やす水を循環させる配管やポンプは震災で破損しているおそれがあるうえ、放射線量が高い原子炉建屋にあり、点検などができない状態です。
東京電力は、当面、応急的な冷却を続け、放射線量が低くなってから、配管やポンプの点検などに入る方針ですが、放射線量がなかなか下がらず、システムの復旧には時間がかかる見込みです。
このため、別の系統を使う冷却方法なども並行して検討することにしています。

4月2日 5:40更新

▲ページトップへ“保安院から十分報告されず”
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、国の原子力安全委員会は、住民の避難や屋内退避の指示など政府の決定について技術的な助言を行っていますが、助言を行ううえで不可欠な原子炉などに関する情報を経済産業省の原子力安全・保安院から十分報告されていないことが分かりました。
これは1日に開かれた記者会見で原子力安全委員会の代谷誠治委員が明らかにしたものです。
国の原子力安全委員会は、福島第一原子力発電所の事故が起きて以来、委員らが官邸に詰めて避難や屋内退避の指示など政府が決定する防護対策について、専門家の立場から技術的な助言を行っています。
菅総理大臣も1日の記者会見で「避難や退避の判断をする場合には、原子力安全委員会の助言を求め、そういう助言を尊重しながら対応している」と述べています。
ところが、こうした重要な役割を担っているにも関わらず、原子力安全委員会には、十分な情報が届いていないことが分かりました。
記者会見の中で代谷委員は、原子力安全・保安院から、いまだに十分な報告がないとしたうえで、「データが届くのが遅く、報道で初めて知る情報が多いのも事実。保安院の考えについて筋道だった説明がないのは非常に困っている」と述べました。
また、「通常なら保安院に入った情報は、安全委員会に届くが、いろいろなところに対策本部ができている関係で、いつもならすぐに入ってくる情報が、クッションが入ってから伝わってくる」と述べ、情報伝達に問題があるという認識を示しました。
「こうした話が理解されると思うか」という質問に対し、代谷委員は「申し訳ないと思っている。今ある情報の中で最善の判断ができるようにしている」と述べました。
これについて経済産業省の原子力安全・保安院は「今後は事務レベルでの連携を強化して、原子力安全委員会が求める情報をスムーズに提供できるようにしたい」としています。

4月2日 5:40更新

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