◆南スーダン国造り支援へPKO派遣
防衛省によれば、南スーダンPKOへ国づくり支援への第三次派遣部隊が決定したとのことです。
第三次派遣隊は、第9師団の第9施設大隊を中心に土屋晴稔1佐以下330名を派遣するものです。出国計画は先発隊が11月21日に30名が成田空港を出発し、第一波派遣要員150名が12月3日に青森空港を出発、第二波派遣要員が12月17日に青森空港を出発し、翌日に南スーダンはジュバへ到着する予定とのこと。
現在、第二次派遣部隊として北部方面施設隊を中心に松木信孝2佐以下の北部方面施設隊を中心に部隊が派遣中ですが先発隊は11月19日にスーダンを出国し、第一派派遣部隊も12月2日に出国、第二派派遣部隊も12月16日に南スーダンを出国し19日に千歳空港へ帰国するもよう。
これにより新しく独立した南スーダンの国家形成への日本の支援は次の段階へ展開することとなります。スーダンと南スーダンの国境は緊張が続いていますが、国家の新しい門出に必要な社会インフラ整備に自衛隊は可能な限りの寄与を展開し、独立国家として必要な社会基盤整備へと進んでいます。
新しい国家の創設への支援は、どの程度にとどめるのか、大きく関与するかによりその国家との関係を様々な意味で我が国との将来においての国際関係に影響を与えるものですが、現在の視点では好意的に受け入れられ推移しているようです、今後の自衛隊の活躍を祈りましょう。
北大路機関:はるな
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