■即応近代化師団観閲行進
悪天候写真愛好家の皆様、お待たせしました、土曜日の守山駐屯地祭写真です。
第10師団創設55周年記念守山駐屯地祭、台風22号接近下で挙行されました。過去には第10師団祭は豪雨により屋内行事となり、式典は屋内関係者参加のみ、観閲行進中止、訓練展示模擬戦のみ繰り広げられた年もありますが、本年は晴天行事を雨天下実施しました。
師団は、第14普通科連隊、第33普通科連隊、第35普通科連隊、第10戦車大隊、第10偵察隊、第10特科連隊、第10高射特科大隊、第10飛行隊、第10施設大隊、第10後方支援連隊、第10通信大隊、第10特殊武器防護隊、第10音楽隊、を基幹としています。
即応近代化師団として現在の編成となっています。混成団から始まり、1962年の師団創設と共に乙師団や2004年改編での戦略機動師団を経て即応近代化師団、という呼称で改編を続けていますが、2014年の師団改編により重装備を大幅に縮小し現在の編成となっている。
甲斐芳樹師団長は第33普通科連隊や第1師団副師団長を経て第10師団長へ着任しました。こういいますのも、甲斐芳樹師団長が連隊長時代に久居駐屯地にてWeblog北大路機関では紹介し、第1師団副師団長時代には練馬駐屯地祭観閲部隊指揮官の雄姿を撮影できました。
台風22号、日曜日に本州を直撃する事となりましたが幸い行事は土曜日に行われ、先週の豊川駐屯地創設67周年記念行事に今津駐屯地創設65周年記念行事と二日連続で台風21号接近下で挙行された行事と比べれば、曇天に時折小雨の守山駐屯地は幸いと云えましょう。
祝賀飛行の編隊とF-15戦闘機機動飛行が行えましたので、先週の豊川駐屯地創設67周年記念行事と今津駐屯地創設65周年記念行事が航空機の祝賀飛行や観閲飛行が悪天候で中止された事を考えますと、航空部隊の明野駐屯地や岐阜基地も含め天候が持ったといえます。
EOS-7Dmark2に観閲行進はEF18-200mmISレンズ、訓練展示では描写力と耐久性に絶対の信頼を置くEF28-300mmISレンズを装着し、予備カメラとしてKeyMission80とEOS-M3&22mmSTGを並行仕様しました。今回は先週の今津と違い小雨でしたのでEOS-M3が充分に描写力を発揮できています。
首都圏の知人友人は土曜日に土浦駐屯地創設65周年記念行事へと展開されたとの事、なかには大洗一泊という旅程を組み日曜日に自衛隊記念日行事航空観閲式2017を撮影する予定を組んだ羨ましい旅程案を実行されましたが、航空観閲式2017悪天候中止は報道の通り。
守山駐屯地、この駐屯地ほど撮影場所が豊富である駐屯地は中々ありません、無論、異論は認めます。しかし、観閲行進一つとっても撮影場所が多く、式典会場一般席から師団司令部を背景に撮る、観閲台左右と稀に観閲台両側スタンド席が一般公開される年度もある。
観閲行進はこの他、厚生会館前の高台から観閲部隊の車両多数を俯瞰する構図、観閲台下りの食堂前からグラウンド式典会場を背景に車列を撮影する構図、年度によっては非開放となりますが第35普通科連隊隊舎側から師団長と師団司令部と共に行進を撮る、などなど。
司令部庁舎はじめ、守山駐屯地は新しい建物により老朽建築物が逐次転換されている他、周りにマンションが建ち始めるなど、リニア中央新幹線開業へ発達を続ける名古屋市の街並みも広がります、従ってどの角度から何を撮影するか、という構図をいろいろ考える。
撮影位置は食堂前、という配置から今回は撮影しました。この位置ですと観閲行進から訓練展示まで一通り撮影できるのですが、本年は第35普通科連隊隊舎前が観閲行進時のみ開放されていまして、師団司令部と共にこの位置から、観閲行進車列の構図が最適だったか。
訓練展示はバトラー交戦装置を使用したものとなりました。実はこれ、撮影する側からは評判が悪い、レーザーと検知器を用いて実際の近接戦闘を想定し実施するのですが、レーザーへ当らないよう皆伏せて遮蔽物へ隠れてしまい、写真には写りが全く良くありません。
バトラー交戦装置は、相浦駐屯地祭で何も見えなかったという話題、今年の空挺団降下訓練始めも遠距離からは全く何をやっているか見えず、という話題に接しましたが、当方はこの場に居らず、バトラー交戦装置駐屯地祭模擬戦は今回が初見、ある意味楽しめました。
北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
悪天候写真愛好家の皆様、お待たせしました、土曜日の守山駐屯地祭写真です。
第10師団創設55周年記念守山駐屯地祭、台風22号接近下で挙行されました。過去には第10師団祭は豪雨により屋内行事となり、式典は屋内関係者参加のみ、観閲行進中止、訓練展示模擬戦のみ繰り広げられた年もありますが、本年は晴天行事を雨天下実施しました。
師団は、第14普通科連隊、第33普通科連隊、第35普通科連隊、第10戦車大隊、第10偵察隊、第10特科連隊、第10高射特科大隊、第10飛行隊、第10施設大隊、第10後方支援連隊、第10通信大隊、第10特殊武器防護隊、第10音楽隊、を基幹としています。
即応近代化師団として現在の編成となっています。混成団から始まり、1962年の師団創設と共に乙師団や2004年改編での戦略機動師団を経て即応近代化師団、という呼称で改編を続けていますが、2014年の師団改編により重装備を大幅に縮小し現在の編成となっている。
甲斐芳樹師団長は第33普通科連隊や第1師団副師団長を経て第10師団長へ着任しました。こういいますのも、甲斐芳樹師団長が連隊長時代に久居駐屯地にてWeblog北大路機関では紹介し、第1師団副師団長時代には練馬駐屯地祭観閲部隊指揮官の雄姿を撮影できました。
台風22号、日曜日に本州を直撃する事となりましたが幸い行事は土曜日に行われ、先週の豊川駐屯地創設67周年記念行事に今津駐屯地創設65周年記念行事と二日連続で台風21号接近下で挙行された行事と比べれば、曇天に時折小雨の守山駐屯地は幸いと云えましょう。
祝賀飛行の編隊とF-15戦闘機機動飛行が行えましたので、先週の豊川駐屯地創設67周年記念行事と今津駐屯地創設65周年記念行事が航空機の祝賀飛行や観閲飛行が悪天候で中止された事を考えますと、航空部隊の明野駐屯地や岐阜基地も含め天候が持ったといえます。
EOS-7Dmark2に観閲行進はEF18-200mmISレンズ、訓練展示では描写力と耐久性に絶対の信頼を置くEF28-300mmISレンズを装着し、予備カメラとしてKeyMission80とEOS-M3&22mmSTGを並行仕様しました。今回は先週の今津と違い小雨でしたのでEOS-M3が充分に描写力を発揮できています。
首都圏の知人友人は土曜日に土浦駐屯地創設65周年記念行事へと展開されたとの事、なかには大洗一泊という旅程を組み日曜日に自衛隊記念日行事航空観閲式2017を撮影する予定を組んだ羨ましい旅程案を実行されましたが、航空観閲式2017悪天候中止は報道の通り。
守山駐屯地、この駐屯地ほど撮影場所が豊富である駐屯地は中々ありません、無論、異論は認めます。しかし、観閲行進一つとっても撮影場所が多く、式典会場一般席から師団司令部を背景に撮る、観閲台左右と稀に観閲台両側スタンド席が一般公開される年度もある。
観閲行進はこの他、厚生会館前の高台から観閲部隊の車両多数を俯瞰する構図、観閲台下りの食堂前からグラウンド式典会場を背景に車列を撮影する構図、年度によっては非開放となりますが第35普通科連隊隊舎側から師団長と師団司令部と共に行進を撮る、などなど。
司令部庁舎はじめ、守山駐屯地は新しい建物により老朽建築物が逐次転換されている他、周りにマンションが建ち始めるなど、リニア中央新幹線開業へ発達を続ける名古屋市の街並みも広がります、従ってどの角度から何を撮影するか、という構図をいろいろ考える。
撮影位置は食堂前、という配置から今回は撮影しました。この位置ですと観閲行進から訓練展示まで一通り撮影できるのですが、本年は第35普通科連隊隊舎前が観閲行進時のみ開放されていまして、師団司令部と共にこの位置から、観閲行進車列の構図が最適だったか。
訓練展示はバトラー交戦装置を使用したものとなりました。実はこれ、撮影する側からは評判が悪い、レーザーと検知器を用いて実際の近接戦闘を想定し実施するのですが、レーザーへ当らないよう皆伏せて遮蔽物へ隠れてしまい、写真には写りが全く良くありません。
バトラー交戦装置は、相浦駐屯地祭で何も見えなかったという話題、今年の空挺団降下訓練始めも遠距離からは全く何をやっているか見えず、という話題に接しましたが、当方はこの場に居らず、バトラー交戦装置駐屯地祭模擬戦は今回が初見、ある意味楽しめました。
北大路機関:はるな くらま
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