■自衛隊関連行事
秋台風がまたしても接近し、明日には暴風圏を伴って沖縄近海に到達するとの予報がありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末の行事紹介です。
航空観閲式2017、自衛隊記念日行事として日曜日に茨城県の航空自衛隊百里基地において行われます。防衛省移行10周年行事として実施される航空観閲式は内閣総理大臣臨席の下で航空自衛隊が実施します。行事は一般公開されていません。この為、会場の百里基地へ入場には招待券が必要ですが、茨城空港側から観閲飛行の様子を見上げる事は出来ます。
百里基地での航空観閲式は1125時から1315時まで予定されています。台風22号の進路が気になるところですが、一部報道によれば観閲飛行への祝賀飛行として、アメリカ空軍のB-2戦略爆撃機、B-1戦略爆撃機、が初参加を予定しており、朝鮮半島情勢緊迫化を受けての強固な日米同盟を誇示するべく、初の戦略爆撃機参加が調整されているとの事でした。
第10師団創設55周年記念守山駐屯地祭、東海北陸地方を防衛警備管区とする師団の創設記念行事です。名古屋市内の駐屯地、近傍の小幡訓練場に駐車場があり、名鉄瀬戸線守山自衛隊駅から徒歩すぐ。第14普通科連隊、第33普通科連隊、第35普通科連隊、第10特科連隊、第10戦車大隊、第10通信大隊など師団の主力部隊が観閲行進と訓練展示を行う。
守山駐屯地は、師団司令部駐屯地としてはそれ程広い駐屯地ではありませんが、一般開放される区画が多岐に及び、撮影位置によって全く違う行事の様相となりますので、様々な角度から観閲行進や訓練展示を見学する事が出来ます。本年は一般スタンド席が少なく設定されている為、椅子席等が代替となります。明日の土曜日開催ですのでご注意ください。
土浦駐屯地創設65周年記念行事、陸上自衛隊武器科職種の専門教育及び戦術研究と新装備研究を行う武器学校の創設記念行事です。旧海軍土浦予科練の跡地に立地し、駐屯地には1929年開発の我が国初の国産戦車である八九式中戦車や本土決戦に備え強力な米軍戦車へ対抗するべく75mm砲を搭載した三式中戦車等など、貴重な保存展示装備も並んでいます。
米子駐屯地創設67周年記念行事、第13旅団隷下の第8普通科連隊が駐屯する鳥取県米子市の駐屯地です。第8普通科連隊は日本海側の山陰地方中央部の防衛警備を担当し、対岸に朝鮮半島が位置する関係上、沿岸警備の重責を担う普通科連隊です。この為、普通科連隊としての各種装備に加え、情報小隊には監視用の小型無人偵察機等も装備されています。
山口駐屯地創設62周年記念行事、第13旅団隷下の第17普通科連隊が駐屯しています。本年は海田市駐屯地はじめ日本海から太平洋にかけての駐屯地が北朝鮮によるグアム方面ミサイル発射の予告を受け、航空自衛隊ペトリオットPAC-3によるミサイル迎撃態勢が採られている為、第13旅団祭を行う事が出来ず、こうした連隊行事は貴重といえましょう。
さて撮影の話題、航空祭にちょっと電車の乗り換えに手間取って大幅に出遅れてしまった場合や自動車が渋滞に巻き込まれた場合はどうするべきでしょうか。ここは航空祭で禁止されている脚立や梯子ではなくレンタカー会社で空中作業車をレンタルして電線工事のフリをしながら作業服で撮影、という選択肢は勿論ありませんので、機転を利かせることで代用とする。
航空祭が混雑している様子は言い換えれば盛況な様子を撮影するまたとない機会ですし、ほかの方の顔が写ってしまうとプライバシーへの配慮がWeb公開などで求められるものですが、航空祭となりますとき本体班の方が航空機の方角を注目していますので、すると、顔を正面から撮影するリスクはかなり減ってくるものです。雰囲気はかなり出てきます。
敢えて望遠レンズではなく、広角レンズを駆使して画面の下半分に満員となった会場というアングルを決めまして、上半分に飛行展示にて飛行する航空機、という構図の写真は中々おもしろいものがあります。航空機だけならば予行やそのほかの機会でも撮影できないことはありませんが、満員の会場と航空機の取り合わせは航空祭でなければ撮影できません。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・10月29日:航空観閲式2017/自衛隊記念日行事…http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/airreview2017/
・10月28日:土浦駐屯地創設65周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/ord_sch/
・10月28日:第10師団創設55周年記念守山駐屯地祭…http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/
・10月29日:米子駐屯地創設67周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/yonago/index.html
・10月29日:山口駐屯地創設62周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/yamaguti/
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
秋台風がまたしても接近し、明日には暴風圏を伴って沖縄近海に到達するとの予報がありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末の行事紹介です。
航空観閲式2017、自衛隊記念日行事として日曜日に茨城県の航空自衛隊百里基地において行われます。防衛省移行10周年行事として実施される航空観閲式は内閣総理大臣臨席の下で航空自衛隊が実施します。行事は一般公開されていません。この為、会場の百里基地へ入場には招待券が必要ですが、茨城空港側から観閲飛行の様子を見上げる事は出来ます。
百里基地での航空観閲式は1125時から1315時まで予定されています。台風22号の進路が気になるところですが、一部報道によれば観閲飛行への祝賀飛行として、アメリカ空軍のB-2戦略爆撃機、B-1戦略爆撃機、が初参加を予定しており、朝鮮半島情勢緊迫化を受けての強固な日米同盟を誇示するべく、初の戦略爆撃機参加が調整されているとの事でした。
第10師団創設55周年記念守山駐屯地祭、東海北陸地方を防衛警備管区とする師団の創設記念行事です。名古屋市内の駐屯地、近傍の小幡訓練場に駐車場があり、名鉄瀬戸線守山自衛隊駅から徒歩すぐ。第14普通科連隊、第33普通科連隊、第35普通科連隊、第10特科連隊、第10戦車大隊、第10通信大隊など師団の主力部隊が観閲行進と訓練展示を行う。
守山駐屯地は、師団司令部駐屯地としてはそれ程広い駐屯地ではありませんが、一般開放される区画が多岐に及び、撮影位置によって全く違う行事の様相となりますので、様々な角度から観閲行進や訓練展示を見学する事が出来ます。本年は一般スタンド席が少なく設定されている為、椅子席等が代替となります。明日の土曜日開催ですのでご注意ください。
土浦駐屯地創設65周年記念行事、陸上自衛隊武器科職種の専門教育及び戦術研究と新装備研究を行う武器学校の創設記念行事です。旧海軍土浦予科練の跡地に立地し、駐屯地には1929年開発の我が国初の国産戦車である八九式中戦車や本土決戦に備え強力な米軍戦車へ対抗するべく75mm砲を搭載した三式中戦車等など、貴重な保存展示装備も並んでいます。
米子駐屯地創設67周年記念行事、第13旅団隷下の第8普通科連隊が駐屯する鳥取県米子市の駐屯地です。第8普通科連隊は日本海側の山陰地方中央部の防衛警備を担当し、対岸に朝鮮半島が位置する関係上、沿岸警備の重責を担う普通科連隊です。この為、普通科連隊としての各種装備に加え、情報小隊には監視用の小型無人偵察機等も装備されています。
山口駐屯地創設62周年記念行事、第13旅団隷下の第17普通科連隊が駐屯しています。本年は海田市駐屯地はじめ日本海から太平洋にかけての駐屯地が北朝鮮によるグアム方面ミサイル発射の予告を受け、航空自衛隊ペトリオットPAC-3によるミサイル迎撃態勢が採られている為、第13旅団祭を行う事が出来ず、こうした連隊行事は貴重といえましょう。
さて撮影の話題、航空祭にちょっと電車の乗り換えに手間取って大幅に出遅れてしまった場合や自動車が渋滞に巻き込まれた場合はどうするべきでしょうか。ここは航空祭で禁止されている脚立や梯子ではなくレンタカー会社で空中作業車をレンタルして電線工事のフリをしながら作業服で撮影、という選択肢は勿論ありませんので、機転を利かせることで代用とする。
航空祭が混雑している様子は言い換えれば盛況な様子を撮影するまたとない機会ですし、ほかの方の顔が写ってしまうとプライバシーへの配慮がWeb公開などで求められるものですが、航空祭となりますとき本体班の方が航空機の方角を注目していますので、すると、顔を正面から撮影するリスクはかなり減ってくるものです。雰囲気はかなり出てきます。
敢えて望遠レンズではなく、広角レンズを駆使して画面の下半分に満員となった会場というアングルを決めまして、上半分に飛行展示にて飛行する航空機、という構図の写真は中々おもしろいものがあります。航空機だけならば予行やそのほかの機会でも撮影できないことはありませんが、満員の会場と航空機の取り合わせは航空祭でなければ撮影できません。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・10月29日:航空観閲式2017/自衛隊記念日行事…http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/airreview2017/
・10月28日:土浦駐屯地創設65周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/ord_sch/
・10月28日:第10師団創設55周年記念守山駐屯地祭…http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/
・10月29日:米子駐屯地創設67周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/yonago/index.html
・10月29日:山口駐屯地創設62周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/yamaguti/
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関