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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

令和六年度八月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2024.08.06-2024.08.07)

2024-08-05 20:00:25 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 本日は今週の明日と明後日の自衛隊関連納涼祭の情報をまとめてみました。部隊行事の際の写真を用いて紹介していますが納涼祭ですので普通に自衛隊で行われている夏祭り。

 千僧駐屯地令和6年度盆踊り大会、明日2024年8月6日開催です。1740時の開門と同時に第3音楽隊演奏が行われ1800時より来賓あいさつ、1825時より部隊盆踊りと1900時より自治会盆踊り、1930時からドローンショー、2000時から総踊り。打ち上げ花火でも期待したいところですがあの街中の先祖や名古屋市内の守山では難しいもよう。

 守山駐屯地令和6年度納涼祭、明日の2024年8月6日に予定されています。第10師団司令部の置かれている守山駐屯地は名鉄瀬戸線守山自衛隊前駅から交差点を渡って直ぐ。時間は1745時から2000時までが予定されていまして、第10音楽隊によるオープニング演奏会と盆踊りに小学生以下対象のお菓子配り、酒類も販売、小雨決行とのこと。

 海田市駐屯地令和6年度夏まつり、2024年8月7日に挙行です。第13旅団司令部が置かれています海田市は旧軍飛行場跡に開設された関係で、広い、つまり打ち上げ花火が行える広さ。1702時という細かい時間に開門で2100時まで開催、音楽演奏にダンスパフォーマンスとよさこいに、300発の打ち上げ花火が予定されています。雨天は順延です。

 下志津駐屯地サマーフェスティバル2024、明日2024年8月6日に予定されています。高射学校が置かれています千葉県の下志津駐屯地、開門は1630時で2000時まで入場可能、1840時より音楽隊演奏や和太鼓演奏に、近年の南西諸島防空強化を受けての関係なのかエイサー演舞、そして1930時より打ち上げ花火がおこわれるとのことです。

 第67回宇都宮駐屯地雀宮納涼盆踊り大会、こちらも明日2024年8月6日に予定されています。中央即応連隊の置かれている宇都宮駐屯地、1900時より一般開放となっていまして、盆踊りや屋台営業、そして最後には打ち上げ花火が行われるとのこと。飛行場の置かれている北宇都宮駐屯地とはかなり離れた別の駐屯地ですのでご注意ください。

 新発田駐屯地令和6年度夏まつ、こちらも明日2024年8月6日に予定されています。情報によればお笑い芸人ライブイベントということで、面白い自衛官ではなく本場の芸人とはじまりまして部隊対抗盆踊りや民謡流し、お好み焼き屋台などが予定されています。一般開放は1710時から2040時まで、最終入場は2020時とのことでした。

 大久保駐屯地令和6年度夏まつり、2024年8月6日明日に予定されている。盆踊り、自衛太鼓演奏、チアダンス、野外売店、打ち上げ花火などが予定されています。一般開放の時間は1710時から2000時まで。なお、このチアダンスといいますとおじさんとお兄さんたちがチアをやるのではなく、恐らく周辺の学校のチアダンス部の参加でしょうね。

 米子駐屯地令和6年度サマーフェスタ、明日2024年8月6日の予定です。第8普通科連隊の駐屯しています米子駐屯地にて1800時から2000時まで、港ベンチャーズや米子西高校応援部と境高校粗銅部や境港総合技術高校eスポーツ部展示、そして打ち上げ花火が行われます。なお、荒天時は7日水曜日の順延という事ですのでご留意ください。

 令和6年度霞目駐屯地納涼盆踊り大会、2024年8月7日に予定されています。東北方面航空隊が置かれています霞目駐屯地の納涼祭で、1700時に開門で1800時より盆踊り審査会、1905時に表彰式などという盆踊り中心の行事でして、野外売店とキッチンカー販売も行われます。駐車場はないとのことで公共交通機関か徒歩で、と広報がありました。

 春日井駐屯地令和6年度納涼祭、先月の駐屯地祭からちょうど一か月となります明後日2024年8月7日の開催です。盆踊り、模擬売店、手筒花火、という祭事が予定されていまして、開門は1730時で2045時まで開催、ただし荒天時は中止されるとのことでした。それにしても駐屯地納涼行事で手筒花火、というのは珍しいのかもしれませんね。

 豊川駐屯地令和6年度納涼夏まつり、明後日2024年8月7日の予定です。第6施設群、第10偵察戦闘大隊、第10高射特科大隊、中部方面特科連隊第2大隊の豊川駐屯地にて、盆踊り、アトラクション、野外売店、打ち上げ花火などの催しが予定されています。1800時開門で2100時まで一般開放、なお雨天時は8日木曜日に順延となるもよう。

 福知山駐屯地令和6年度夏まつり、2024年8月7日の予定です。福知山踊りや82式指揮通信車との綱引き大会、ガシャポンハンティングというイベントにちびっこ戦車という資材運搬車改造の謎戦車体験試乗が行われ、なんでも今年はパワーアップしているらしい。一応、ちびっこ戦車というのは第3師団発祥ということで、歴史があるのだ。

 三軒屋駐屯地令和6年度ふれあい納涼盆踊り、2024年8月7日の予定です。開門は1800時で2030時まで。ここには関西補給処三軒屋弾薬支処が置かれているだけに火薬はいっぱいある、という訳では無いのでしょうが盆踊りや屋台とともに仕掛け花火も行われます、あとお化け屋敷も。駐屯地広報によればお化け屋敷は5年ぶりの復活という。

■自衛隊納涼祭・夏祭り

・2024年8月7日:令和6年度霞目駐屯地納涼盆踊り大会
・2024年8月6日:令和6年度新発田駐屯地夏まつり
・2024年8月6日:下志津駐屯地サマーフェスティバル2024
・2024年8月6日:第67回宇都宮駐屯地雀宮納涼盆踊り大会
・2024年8月6日:令和6年度守山駐屯地納涼祭り
・2024年8月7日:令和6年度春日井駐屯地納涼祭
・2024年8月7日:令和6年度豊川駐屯地納涼夏まつり
・2024年8月7日:令和6年度福知山駐屯地夏まつり
・2024年8月6日:令和6年度大久保駐屯地夏まつり
・2024年8月6日:令和6年度千僧駐屯地盆踊り大会
・2024年8月7日:令和6年度三軒屋駐屯地ふれあい納涼盆踊り
・2024年8月6日:令和6年度米子駐屯地サマーフェスタ
・2024年8月7日:令和6年度海田市駐屯地夏まつり

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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ウクライナ情勢-ロシア軍増強大隊規模の攻撃に失敗,ロシア下院は兵士の私物利用緩和法案採択

2024-08-05 07:00:13 | 防衛・安全保障
■防衛情報-ウクライナ戦争
 自衛隊は予備装備の充実も必要なのでしょうが緒戦で主導権を獲得できないと駐屯地祭の仮設敵並の攻撃しかできなくなることをロシアが示してしまった。

 ロシア軍は2023年以来となる大隊規模の攻勢を実施しました。ISWアメリカ戦争研究所が7月25日に発表した戦闘分析によれば、ロシア軍はドネツク市南西部のコスティヤンティニフカにおいて増強大隊規模の攻撃を実施、この戦域での大隊規模の攻撃は非常に稀有な事例で2024年では初めて、2023年の10月に行われて以来の攻撃規模という。

 24日の攻撃ではロシア軍は戦車11両、装甲戦闘車乃至装甲車45両、BMP-T火力支援車、オートバイ12両、徒歩歩兵200名を複数の方面からウクライナ軍陣地に向け前進させています。ウクライナ軍は防御戦闘により、戦車6両、装甲戦闘車乃至装甲車7両、オートバイ12両を撃破、これによりロシア軍は攻撃衝力を喪失し後退、攻撃は失敗したもよう。

 コスティヤンティニフカは決して重要な戦略目標ではなく、戦車等の重装備の枯渇が始りT-55戦車など戦後第一世代戦車の投入を続けているロシア軍が何故この地域でこうした攻勢を行うのかは不明で、ISWはこの点についてロシア軍前線部隊の長期的な見通しの甘さを指摘しています。この日ロシア軍はトレツク近郊とハリコフ北部で若干、前進しました。
■防衛情報-ウクライナ戦争
 自衛隊では私物利用は緩和されたり厳格化されて難しくなったりしますがPXというか委託売店で足りないものを補う実情はある。

 ロシア下院は個人装備の私物利用を大幅に緩和する法案を採択しました。これはISWアメリカ戦争研究所の7月31日付ウクライナ戦況報告によるもので、これまでは個人防護装備や暗視装置に光学機器はもちろん被服に至るまで、ロシア軍では支給装備が不足しており、私物を使わざるを得なかった事情に対し私物使用は軍紀違反となっていました。

 軍紀違反とは、具体的には上官による没収と共に懲戒として自殺的な突撃を行う部隊への転属などがおこなわれ、これを忌避する、若しくは反発により武器を使った反抗などが常態化していた事情があります。このため、私物使用に対して懲戒の対象としない法案を可決する事で軍内部での軋轢を相殺する事が狙いのようですが、官品の不足はかわりません。

 こうした状況下でロシア軍はクピャンスク近郊のシンキフカ南西地域、スヴァトヴェ近郊のノヴォイエホリフカ南西地域、ドネツク市近郊のヘオルヒフカ付近、チャシブヤール東部のノヴォイイミクライオン北部地域、トレツク南西のザリズネ集落付近で前進、チャシブヤールではウクライナ軍後退によりロシア軍が競合地域の運河を横断し前進しています。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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