■アルピーノ
カブールを一番見てみたかったのですけれども随伴艦の方も非常に興味がありましたフリゲイトがやってくるという。
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アルピーノ、イタリア海軍が誇るカルロベルガミーニ級フリゲイト対潜型で、10隻が建造され汎用型が4隻建造と建造中が2隻の合計6隻と対潜型が4隻、アルピーノは対潜型の4番艦となっています。2016年に就役、カブール空母打撃群の唯一の随伴艦だ。
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カルロベルガミーニ級フリゲイト、前々から興味がありました、というのもアメリカ海軍がこの改良型をコンステレーション級ミサイルフリゲイトとして採用したためです。まあ、独自仕様過ぎて起工式の時点で設計が終わっていないなど滅茶苦茶な計画ですが。
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イタリアは工業デザインの国、ステルス設計に特化し過ぎず必要な能力を盛り込んだ範疇でステルス化を進めたのが特色で、満載排水量5950tと護衛艦むらさめ型よりも若干小ぶりで、しかし76mm艦砲を2基搭載するなどしっかりした武装が印象的です。
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76mm艦砲2基、アスター30ミサイルを搭載するシルヴァーA50VLSを全部で16セル、射程180kmのオトマート/テセオ対艦ミサイル8発とこのミサイルを基に弾頭を短魚雷とした射程60kmのミラス対潜ミサイル8発、25mm機関砲に短魚雷発射管など。
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NH-90対潜ヘリコプターも搭載していますが、艦砲を近接防空用に2基も搭載している事と、日本のVアスロックよりも遥かに射程の長い対潜ミサイルを搭載し、なにより上部構造物の、これこそパゴダマストだ、的な形状が、何よりも印象的なのです。
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76mm艦砲が印象的だなあ、と思われるかもしれませんがここはところ変わって横須賀基地、ヴェルニー公園からの撮影です。さすがにここは、混雑が凄いものですね、観音崎は20名くらいの艦船愛好家が、もう少しいたか、牧歌的なものでしたけれども。
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カブール入港撮影、やはりといいますか、ヴェルニー公園の混雑は中々のもので何しろイタリア海軍空母日本初来日、貴重な瞬間だ、けれども過去幾度かこの場所から撮影しまして、出入港ともタグボートが数隻横付けになっている情景が、ちょっとなあ。
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観音崎でタグボートがつく前に先ず撮影しましてから、そのあとでヴェルニー公園に行こう、とまあこんな風に無難な撮影を考えたわけです。高台から撮影する、喫茶店ボナリイさんとかも考えないわけではないのですけれども、混雑が凄そうですしねえ。
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まや、カブール。そういえば、この本場のスキージャンプ台を見るのは初めてかもしれません、前回のスキージャンプ台来日は1997年の空母イラストリアス、ではないでしょうか、VTOL機を短距離滑走させる際に兵装を十分搭載するための発案でして。
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イラストリアス、イギリスのインヴィンシブル級航空母艦が来日したのは1997年、だけれどもさすがに当時、東京まで撮影に行くというよりも、イラストリアス入港という情報を、インターネット黎明期、多分、入港情報とかはWebでは公示されていない。
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逸見岸壁に接岸した訳ですけれども、此処は護衛艦いずも定位置となっている岸壁で、いずも、カブール、共に満載排水量は27000t、大きさは同じくらいなのですが、スキージャンプ台と十分な大きさの艦橋構造物の関係か、カブールは大きく、いや逞しく。
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ヴェルニー公園から、このイタリアの航空母艦をずっとずっと見ていたいところではあるのですが、雨雲レーダーはゲリラ豪雨の接近を、告げる前に、ぽつんぽつんと、大粒の雨が。これは豪雨になるなと直感、慌てて横須賀駅前の高架下に待避した次第です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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カブールを一番見てみたかったのですけれども随伴艦の方も非常に興味がありましたフリゲイトがやってくるという。
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アルピーノ、イタリア海軍が誇るカルロベルガミーニ級フリゲイト対潜型で、10隻が建造され汎用型が4隻建造と建造中が2隻の合計6隻と対潜型が4隻、アルピーノは対潜型の4番艦となっています。2016年に就役、カブール空母打撃群の唯一の随伴艦だ。
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カルロベルガミーニ級フリゲイト、前々から興味がありました、というのもアメリカ海軍がこの改良型をコンステレーション級ミサイルフリゲイトとして採用したためです。まあ、独自仕様過ぎて起工式の時点で設計が終わっていないなど滅茶苦茶な計画ですが。
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イタリアは工業デザインの国、ステルス設計に特化し過ぎず必要な能力を盛り込んだ範疇でステルス化を進めたのが特色で、満載排水量5950tと護衛艦むらさめ型よりも若干小ぶりで、しかし76mm艦砲を2基搭載するなどしっかりした武装が印象的です。
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76mm艦砲2基、アスター30ミサイルを搭載するシルヴァーA50VLSを全部で16セル、射程180kmのオトマート/テセオ対艦ミサイル8発とこのミサイルを基に弾頭を短魚雷とした射程60kmのミラス対潜ミサイル8発、25mm機関砲に短魚雷発射管など。
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NH-90対潜ヘリコプターも搭載していますが、艦砲を近接防空用に2基も搭載している事と、日本のVアスロックよりも遥かに射程の長い対潜ミサイルを搭載し、なにより上部構造物の、これこそパゴダマストだ、的な形状が、何よりも印象的なのです。
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76mm艦砲が印象的だなあ、と思われるかもしれませんがここはところ変わって横須賀基地、ヴェルニー公園からの撮影です。さすがにここは、混雑が凄いものですね、観音崎は20名くらいの艦船愛好家が、もう少しいたか、牧歌的なものでしたけれども。
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カブール入港撮影、やはりといいますか、ヴェルニー公園の混雑は中々のもので何しろイタリア海軍空母日本初来日、貴重な瞬間だ、けれども過去幾度かこの場所から撮影しまして、出入港ともタグボートが数隻横付けになっている情景が、ちょっとなあ。
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観音崎でタグボートがつく前に先ず撮影しましてから、そのあとでヴェルニー公園に行こう、とまあこんな風に無難な撮影を考えたわけです。高台から撮影する、喫茶店ボナリイさんとかも考えないわけではないのですけれども、混雑が凄そうですしねえ。
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まや、カブール。そういえば、この本場のスキージャンプ台を見るのは初めてかもしれません、前回のスキージャンプ台来日は1997年の空母イラストリアス、ではないでしょうか、VTOL機を短距離滑走させる際に兵装を十分搭載するための発案でして。
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イラストリアス、イギリスのインヴィンシブル級航空母艦が来日したのは1997年、だけれどもさすがに当時、東京まで撮影に行くというよりも、イラストリアス入港という情報を、インターネット黎明期、多分、入港情報とかはWebでは公示されていない。
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逸見岸壁に接岸した訳ですけれども、此処は護衛艦いずも定位置となっている岸壁で、いずも、カブール、共に満載排水量は27000t、大きさは同じくらいなのですが、スキージャンプ台と十分な大きさの艦橋構造物の関係か、カブールは大きく、いや逞しく。
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ヴェルニー公園から、このイタリアの航空母艦をずっとずっと見ていたいところではあるのですが、雨雲レーダーはゲリラ豪雨の接近を、告げる前に、ぽつんぽつんと、大粒の雨が。これは豪雨になるなと直感、慌てて横須賀駅前の高架下に待避した次第です。
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