■大阪港の練習艦隊一般公開
COVID-19感染拡大と共に艦艇一般公開というものは懐かしくすら感じるようになりましたこの頃ではある。
練習艦隊の入港、さてうそろそろ時間も推してきたところですが、もう少し撮影出来そうですので護衛艦あさぎり、この頃は練習艦あさぎり、でしたが、その艦上をもう一周散策します、この頃は護衛艦見学で1km2kmも並ばない時代でしたので余裕がありました。
練習航海、しかし平成20年度は平和な時代でしたね、文字通り世界を一周している、いまはCOVID-19で太平洋の隣国をかすめるだけ、しかもこの頃は練習艦となっていた旧護衛艦あさぎり、を再度護衛艦へ戻しているほどに護衛艦不足という時代です、平和だった。
旧式護衛艦の練習艦転用、昨今はミサイル護衛艦はたかぜ型の二隻が転籍となりまして、護衛艦はたかぜ、護衛艦しまかぜ、改め練習艦はたかぜ、練習艦しまかぜ、となりました。しかし、はたかぜ型はヘリコプター格納庫がありませんのでどう教室を確保するのだろう。
はたかぜ型練習艦、というところでしょうか。しかし遠くない将来に後継艦が必要となります。思うのは、時代は今やインターンシップの時代でオンザジョブトレーニングで習うより慣れろの時代といいます、すると海上自衛隊もこの流れに乗ってみるのも、ありかも。
もがみ型護衛艦が建造されていますが、例えばVLSを搭載しない比較的軽武装の護衛艦もがみ型を、はたかぜ型の老朽化と練習艦かしま老朽化に併せて、思い切って早々と練習艦に3隻転籍させる、そして艦上でオンザジョブトレーニング方式で教育を行う、無理かな。
かしま後継艦は、おそらく先代練習艦が練習艦かとり、でしたので順番としては練習艦かしい、として香取型練習巡洋艦の3隻を継承させるのかもしれませんが、もう一つ、もがみ型を3隻、もがみ、くまの、建造中の三番艦、と艦を転籍させ、練習艦隊所属とする。
練習艦とはいえ、もがみ型護衛艦は多目的区画がありますし、VLSを搭載しない分、ミサイル操作要員も不要ですので比較的少人数で運用できます、多目的区画を転用する事で新任幹部を受け入れる事も出来るでしょう、そして一応は最新鋭艦の末席といえる設計です。
はつゆき型護衛艦転用艦や、あさぎり型護衛艦転用艦よりも、実習と任務を兼ねて周辺海域の警戒監視任務に充てる事も可能でしょう。考えてみればその昔は日本を一周する近海練習航海も長い期間、その一その二、と別れて実施されていました。これが短縮している。
もがみ型であれば、オンザジョブトレーニング方式で練習航海を行いつつ、同時に哨戒任務に充てた場合でも、なにしろ艦砲は強力ですし、ミサイルも搭載しています、周辺国海軍に甘くみられる事もありません、実任務を兼ねるならば警戒用の護衛艦を割く事も無い。
フランス海軍では専用練習艦としてヘリコプター巡洋艦ジャンヌダルクを充てていましたが、ジャンヌダルク退役後は専用練習艦を置かず、ミストラル級強襲揚陸艦をその任務に充てています。専用練習艦、アメリカ海軍やイギリス海軍なども実は保有していません。
日本の周辺情勢は非常に懸念すべき状況となっていまして、この写真を撮影しました、護衛艦はるな現役時代よりは逼迫したものとなっています、すると専用練習艦に代えて有事の際には第一線でも運用し得る護衛艦の転用、検討すべき時代なのかな、と残念におもう。
巡視船。自衛隊が導入する哨戒艦はどうなるのだろう、という素朴な疑問と共に帰路に就きました、という訳ではありません、ここは大阪港、護衛艦や練習艦を撮影するにはもう一つ、穴場的な場所が在るのですね。そこへ、今回最後の撮影地変更と向かうわけです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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COVID-19感染拡大と共に艦艇一般公開というものは懐かしくすら感じるようになりましたこの頃ではある。
練習艦隊の入港、さてうそろそろ時間も推してきたところですが、もう少し撮影出来そうですので護衛艦あさぎり、この頃は練習艦あさぎり、でしたが、その艦上をもう一周散策します、この頃は護衛艦見学で1km2kmも並ばない時代でしたので余裕がありました。
練習航海、しかし平成20年度は平和な時代でしたね、文字通り世界を一周している、いまはCOVID-19で太平洋の隣国をかすめるだけ、しかもこの頃は練習艦となっていた旧護衛艦あさぎり、を再度護衛艦へ戻しているほどに護衛艦不足という時代です、平和だった。
旧式護衛艦の練習艦転用、昨今はミサイル護衛艦はたかぜ型の二隻が転籍となりまして、護衛艦はたかぜ、護衛艦しまかぜ、改め練習艦はたかぜ、練習艦しまかぜ、となりました。しかし、はたかぜ型はヘリコプター格納庫がありませんのでどう教室を確保するのだろう。
はたかぜ型練習艦、というところでしょうか。しかし遠くない将来に後継艦が必要となります。思うのは、時代は今やインターンシップの時代でオンザジョブトレーニングで習うより慣れろの時代といいます、すると海上自衛隊もこの流れに乗ってみるのも、ありかも。
もがみ型護衛艦が建造されていますが、例えばVLSを搭載しない比較的軽武装の護衛艦もがみ型を、はたかぜ型の老朽化と練習艦かしま老朽化に併せて、思い切って早々と練習艦に3隻転籍させる、そして艦上でオンザジョブトレーニング方式で教育を行う、無理かな。
かしま後継艦は、おそらく先代練習艦が練習艦かとり、でしたので順番としては練習艦かしい、として香取型練習巡洋艦の3隻を継承させるのかもしれませんが、もう一つ、もがみ型を3隻、もがみ、くまの、建造中の三番艦、と艦を転籍させ、練習艦隊所属とする。
練習艦とはいえ、もがみ型護衛艦は多目的区画がありますし、VLSを搭載しない分、ミサイル操作要員も不要ですので比較的少人数で運用できます、多目的区画を転用する事で新任幹部を受け入れる事も出来るでしょう、そして一応は最新鋭艦の末席といえる設計です。
はつゆき型護衛艦転用艦や、あさぎり型護衛艦転用艦よりも、実習と任務を兼ねて周辺海域の警戒監視任務に充てる事も可能でしょう。考えてみればその昔は日本を一周する近海練習航海も長い期間、その一その二、と別れて実施されていました。これが短縮している。
もがみ型であれば、オンザジョブトレーニング方式で練習航海を行いつつ、同時に哨戒任務に充てた場合でも、なにしろ艦砲は強力ですし、ミサイルも搭載しています、周辺国海軍に甘くみられる事もありません、実任務を兼ねるならば警戒用の護衛艦を割く事も無い。
フランス海軍では専用練習艦としてヘリコプター巡洋艦ジャンヌダルクを充てていましたが、ジャンヌダルク退役後は専用練習艦を置かず、ミストラル級強襲揚陸艦をその任務に充てています。専用練習艦、アメリカ海軍やイギリス海軍なども実は保有していません。
日本の周辺情勢は非常に懸念すべき状況となっていまして、この写真を撮影しました、護衛艦はるな現役時代よりは逼迫したものとなっています、すると専用練習艦に代えて有事の際には第一線でも運用し得る護衛艦の転用、検討すべき時代なのかな、と残念におもう。
巡視船。自衛隊が導入する哨戒艦はどうなるのだろう、という素朴な疑問と共に帰路に就きました、という訳ではありません、ここは大阪港、護衛艦や練習艦を撮影するにはもう一つ、穴場的な場所が在るのですね。そこへ、今回最後の撮影地変更と向かうわけです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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