■防衛情報-ウクライナ戦争
130機のF-16があればロシア空軍に対抗出来るという言葉は局地的な校区優勢確保に関する一つの視点を示しているのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/4b/e388adcd7ee095290321076400c24261.jpg)
ハリコフ州でのロシア軍攻撃の概況について、ISWアメリカ戦争研究所は5月18日発表の戦況報告において、ヴォフチャンスク占領が第一目標であると分析していますが、同時にロシア軍侵攻がヴォフチャンスク占領だけで一段落するのか、ヴォフチャンスクを攻撃起点として更なるハリコフ州侵攻を目指すのかは判断が分かれる、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/cc/e20a4e54db5cdbbc0ef8b222070c5c1c.jpg)
緩衝地帯確保が目的とISWはロシア軍ハリコフ州侵攻の目的を分析していますが、一方でISWはヴォフチャンスクがロシア国境に近いことからウクライナ第二の都市であるハリコフ市など、ハリコフ州深部への更なる攻撃の起点として最適な位置にあるため、ハリコフ市を砲撃可能という距離まで侵攻が続く可能性もあると分析しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cc/f57ed8ea95cac01e0f5d8fd065f40df3.jpg)
防空システム不足がハリコフ州での苦戦の背景にある、これはISWがゼレンスキー大統領の発言を紹介しており、ハリコフ防衛に必要な防空システムは25%しか無い状況で、大至急ペトリオットミサイルシステム2セットが必要であり、またウクライナ空軍がロシア空軍に対抗するには130機程度のF-16戦闘機が必要であるともしています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
東部戦線全般の情報を纏めてみましたが戦車の重要性を痛感するところでして本邦の戦車に関連する施策についてももう少しその強化を考えて欲しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/89/5f60b4455a6c8d5e1e237c2ad3e8d28e.jpg)
チャシブヤール周辺の最新情勢について、ISWアメリカ戦争研究所は5月18日付戦況報告で最新の情報をまとめています。全般状況としてロシア軍はアイディイフカ近郊のヤスノブロディフカとロボティネ北部において前進しているとのことですが、ウクライナ軍はチャシブヤール東部のノヴィミクライオン方面でロシア軍を阻止しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/0d/1c99f90ce6ff6fe7c10f5213421db1bb.jpg)
ノヴィミクライオンでの防衛戦は17日に大規模な戦闘が発生しており、ロシア軍は戦車2両を先頭とした装甲車21両による攻撃を実施しウクライナ軍防衛線に阻まれており、続く18日にも小隊規模の機械化部隊攻撃がおこなわれたもののこれも阻止に成功したとのこと。チャシブヤールでは最近、部隊の移動がおこなわれたばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/bb/646e46a1fd391e83c27b59a5f9ae6b05.jpg)
チャシブヤールは最近、ハリコフ州ヴォフチャンスク防衛強化のためにウクライナ軍部隊の一部が抽出され転用されていて、ロシア軍はチャシブヤール地域の空隙が埋められる前に攻撃を加えたとISWは分析していまして、現在ロシア軍はチャシブヤール攻撃にまだ攻撃衝力が残っているとしてさらなる前進の可能性を指摘しています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
130機のF-16があればロシア空軍に対抗出来るという言葉は局地的な校区優勢確保に関する一つの視点を示しているのでしょうか。
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ハリコフ州でのロシア軍攻撃の概況について、ISWアメリカ戦争研究所は5月18日発表の戦況報告において、ヴォフチャンスク占領が第一目標であると分析していますが、同時にロシア軍侵攻がヴォフチャンスク占領だけで一段落するのか、ヴォフチャンスクを攻撃起点として更なるハリコフ州侵攻を目指すのかは判断が分かれる、と。
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緩衝地帯確保が目的とISWはロシア軍ハリコフ州侵攻の目的を分析していますが、一方でISWはヴォフチャンスクがロシア国境に近いことからウクライナ第二の都市であるハリコフ市など、ハリコフ州深部への更なる攻撃の起点として最適な位置にあるため、ハリコフ市を砲撃可能という距離まで侵攻が続く可能性もあると分析しました。
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防空システム不足がハリコフ州での苦戦の背景にある、これはISWがゼレンスキー大統領の発言を紹介しており、ハリコフ防衛に必要な防空システムは25%しか無い状況で、大至急ペトリオットミサイルシステム2セットが必要であり、またウクライナ空軍がロシア空軍に対抗するには130機程度のF-16戦闘機が必要であるともしています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
東部戦線全般の情報を纏めてみましたが戦車の重要性を痛感するところでして本邦の戦車に関連する施策についてももう少しその強化を考えて欲しい。
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チャシブヤール周辺の最新情勢について、ISWアメリカ戦争研究所は5月18日付戦況報告で最新の情報をまとめています。全般状況としてロシア軍はアイディイフカ近郊のヤスノブロディフカとロボティネ北部において前進しているとのことですが、ウクライナ軍はチャシブヤール東部のノヴィミクライオン方面でロシア軍を阻止しました。
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ノヴィミクライオンでの防衛戦は17日に大規模な戦闘が発生しており、ロシア軍は戦車2両を先頭とした装甲車21両による攻撃を実施しウクライナ軍防衛線に阻まれており、続く18日にも小隊規模の機械化部隊攻撃がおこなわれたもののこれも阻止に成功したとのこと。チャシブヤールでは最近、部隊の移動がおこなわれたばかり。
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チャシブヤールは最近、ハリコフ州ヴォフチャンスク防衛強化のためにウクライナ軍部隊の一部が抽出され転用されていて、ロシア軍はチャシブヤール地域の空隙が埋められる前に攻撃を加えたとISWは分析していまして、現在ロシア軍はチャシブヤール攻撃にまだ攻撃衝力が残っているとしてさらなる前進の可能性を指摘しています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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