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令和三年度三月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2022.03.12-2022.03.13)

2022-03-10 20:22:55 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 ウクライナ情勢が一歩間違えれば第三次世界大戦と成り得る厳しい状況で進んでいまして連日報道はCOVID-19よりもロシア軍の攻撃を第一報としている中です。

 今週末も自衛隊行事は執り行われません、ただ、海上自衛隊HPにま未だ公式発表は無いのですが、近海練習航海部隊と外洋練習航海部隊の江田島出航が海上自衛隊幹部候補生学校SNSにて12日にも予定されている旨が発表されていますので、一般公開こそありませんが呉基地や江田島基地を探訪されましたらば、中々凄いものが見られるかもしれません。

 コロナ対策も行き過ぎると戦争になるのか、これはCIAアメリカ中央情報局がプーチン大統領にかんする暫定調査結果として、今回のウクライナ侵攻がどのようにして決断されたのかについて、2020年初旬に始まり2022年にも終息の目処が立たないCOVID-19感染対策が、精神状態に影響したのではないか、という幾つかの仮説の一つとしてあるようです。

 ウクライナ侵攻は、なにしろ全面侵攻に出るならば相応の経済制裁は予測できました、もっとも、ここまでロシアの戦車が携帯対戦車火器に脆弱であるとは理解できませんでしたし、2020年代に軍隊が一週間単位で渋滞にはまり身動きできないという状況も、また防空制圧を宣言したものの実体は大半外れ、というのは予想が難しかったが、驚かされました。

 しかし、判断力がおかしくなければ、国連安保理での正統性を確保するなどの施策もなく、また開戦理由が、東部地域ロシア系住民への迫害、こうした理由でしたのにいつの間にか麻薬中毒のナチズムがウクライナで核兵器を製造しロシアの危機だ、という壮大な主張に転換するような、こうしたことは無いだろう、この視点に多少とも説得力を感じるです。

 プーチン大統領のコロナ対策は感染対策の初期に中国との国境を全面封鎖し、一時は素早い国境封鎖がこうをそうしたかと思われたのですが、数週間で欧州から大規模な感染拡大が始まり、閣僚にも感染者が続出、国家による有給休暇、こうした措置により人流を遮断し事実上のロックダウンを図るものの数字上では大した感染抑制効果はありませんでした。

 ロシアでは天然ガスや石油など資源輸出が産業の要諦を構成していますが、2020年の段階で厳しい労働環境で進められる石油採掘施設などでの集団感染が続出、モスクワなどの大都市へも感染の深刻度が大きくなり、またロシアの高齢化というものも感染者の重篤化につながり、人口で日本をやや上回るロシアでも毎日千数百の死亡が続く厳しい状況となる。

 プーチン大統領は、この感染初期から地下シェルターに単身籠もり広大なロシアへ指示を出し続けていましたが、CIA分析によれば、このシェルターにこもりすぎた結果が響いているのかもしれないという。なにしろシェルターの孤独ではあってもロシア全土を統治しなければならない国家元首としての責務と業務は継続するのですから、その圧迫感は凄い。

 フランス心療内科医の、長引く外出禁止の結果として壁や植物へ語りかける行為は正常な行為ですので心療内科へ相談に来る必要はありません、こうロックダウン下の行動について声明を出しましたが続いて、そのかわり壁や植物が返事をし始めるようになりましたら直ぐに心療内科へご相談ください、という。プーチン大統領は1952年生まれとのことです。

 日本国内では、ここまで極端な事例は例外的なのかもしれませんが、まあ、居酒屋で気勢をあげて翌朝まで梯子酒とか、夜行バスで日本中行き交うという状況には、オミクロン株の感染力を考えますと安心するのはまだやや早いのかもしれませんが、やはり人と人との交流をどのように維持するのか、深い意味でのウィズコロナを検討する時機なのでしょう。

 ただ、日常を楽しもうにも、ウィズコロナの深化への分水嶺というべき、三回目のワクチン接種の進展などの朗報はあるにはあるのですが、ロシアのウクライナ侵攻は、フランス財務相の発言を借りるならば、1973年石油危機以来の資源価格急騰、こうした状況にありますので、呼応して、ものすごいインフレというものがこれから始まるのかもしれません。

 自衛隊関連行事、こうしたものはこれから本格化してゆくのですが、一方で燃料費高騰はもちろん、防衛装備品の調達は海外装備が円安により調達費増大、国内装備も半導体や原材料価格高騰という問題に曝されますので、広報というもの、その重要性を認識していた場合でもどのように展開するのかという、素朴な疑問も感じるところですが注視を続けよう。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

・今週末の行事なし

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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