■E-2C早期警戒機の飛来
三月三日はひな祭りでしたが敢えてこの日に岐阜基地へと午後から歩みを伸ばしてみました。
E-2C早期警戒機の着陸、岐阜基地にE-2C早期警戒機は配備されていませんが、ここ岐阜基地に隣接する川崎重工岐阜工場はE-2C早期警戒機の整備及び定期検査などを請け負っていまして、定期的に航空自衛隊へ配備されるE-2Cはここ岐阜に飛来し定期整備を行う。
T-7練習機、飛行開発実験団に配備されている初等練習機です。思えばWeblog北大路機関の運営を本格化し、此処で撮影を始めた当時は未だ初等練習機はT-7の前のT-3でしたね。航空自衛隊の航空機は着実に機種を更新し、その精鋭を維持しているという一例といえる。
E-2C早期警戒機、観ての通り従来のE-2Cと比較しプロペラ翅が増大していまして、これは近代化改修の一環として行われているもの、一見E-2D早期警戒機と勘違い思想ですが航空自衛隊が導入するE-2Dは胴体上部の形状がE-2Cとは大きく違いますので識別点です。
P-1哨戒機、こちらは川崎重工岐阜工場において製造されている国産機です。試験飛行の最中の飛来ですが、観ての通り車輪を出していません、この日の撮影は空の公園各務原、ここは着陸する機体を撮影する撮影立地ですので車輪を出していない状態というのは珍しい。
P-1,車輪を出していますが胴体側面に小さなプロペラが出ているのはご覧いただけるでしょうか、これはラムエアタービンという非常用発電装置です。すは、エマージェンシーか、と思われるかもしれませんが、試験飛行の一環、緊急時はこの動力でエンジンを点火する。
F-15がフォーメーションを組んだまま、飛来してきます。どうしても撮影機材がG-3X,コンパクト機種ですのでライトに眩惑されているのは残念、一眼レフならば即座にマニュアル操作でピントを合致させるのですが、コンパクト機種は軽くて使いやすい分、限界がね。
フォーメーションインを果たしたF-15はそのまま編隊を崩すことなく基地西方を大きく北方へ旋回します、圧縮効果で本当に近く飛んでいるように見えるのですが、上空では200m程度は離隔を採っているのだと思います。もう一度撮影できるというのは、有難いですよ。
F-15二機編隊で。日常風景の様なタッチ&ゴーの情景もなかなかに基地周辺以外では非日常となってはいるのですけれども、こうした編隊飛行を撮影できるというのは、日常と云えるものではありません、要するにこの日は撮影へ進出してよかった、という事なのです。
編隊を解いて着陸へ大きく旋回するF-15,そろそろF-4戦闘機が引退する、という頃合いではあるのですがF-15戦闘機も寿命が無い頑丈な設計ではある、そういった設計思想なのですけれども、それでもF-15はF-4が自衛隊に配備された僅か十年後に配備開始という。
着陸へ向かうF-15戦闘機、F-4戦闘機の十年後に配備開始となった機体、要するにF-4最後の機体に続いてライセンス生産が開始された航空機ですので、そろそろ先が見えているべき機種なのですけれども、一部はF-35に置き換わるもののかなりの数は改修をうけ残る。
F-4とF-15戦闘機、一寸惜しい事をした構図でしょうか、1秒前にシャッターを押していたならばこのF-4とF-15が重なったはずなのですよね。AF性能では流石に限界のあるコンパクト機種、これで望遠の向こうを撮影する、これは慣れが必要で簡単ではありません。
ファントムとイーグル、一瞬重なった直後にそのまま岐阜基地上空を飛翔します。もちろんそのまま飛び去るという様なことは無く、旋回して着陸態勢に入ります。なにかエアインテイク部にスペシャルメッセージが記されているのが嬉しい。さあファントムの時間だ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
三月三日はひな祭りでしたが敢えてこの日に岐阜基地へと午後から歩みを伸ばしてみました。
E-2C早期警戒機の着陸、岐阜基地にE-2C早期警戒機は配備されていませんが、ここ岐阜基地に隣接する川崎重工岐阜工場はE-2C早期警戒機の整備及び定期検査などを請け負っていまして、定期的に航空自衛隊へ配備されるE-2Cはここ岐阜に飛来し定期整備を行う。
T-7練習機、飛行開発実験団に配備されている初等練習機です。思えばWeblog北大路機関の運営を本格化し、此処で撮影を始めた当時は未だ初等練習機はT-7の前のT-3でしたね。航空自衛隊の航空機は着実に機種を更新し、その精鋭を維持しているという一例といえる。
E-2C早期警戒機、観ての通り従来のE-2Cと比較しプロペラ翅が増大していまして、これは近代化改修の一環として行われているもの、一見E-2D早期警戒機と勘違い思想ですが航空自衛隊が導入するE-2Dは胴体上部の形状がE-2Cとは大きく違いますので識別点です。
P-1哨戒機、こちらは川崎重工岐阜工場において製造されている国産機です。試験飛行の最中の飛来ですが、観ての通り車輪を出していません、この日の撮影は空の公園各務原、ここは着陸する機体を撮影する撮影立地ですので車輪を出していない状態というのは珍しい。
P-1,車輪を出していますが胴体側面に小さなプロペラが出ているのはご覧いただけるでしょうか、これはラムエアタービンという非常用発電装置です。すは、エマージェンシーか、と思われるかもしれませんが、試験飛行の一環、緊急時はこの動力でエンジンを点火する。
F-15がフォーメーションを組んだまま、飛来してきます。どうしても撮影機材がG-3X,コンパクト機種ですのでライトに眩惑されているのは残念、一眼レフならば即座にマニュアル操作でピントを合致させるのですが、コンパクト機種は軽くて使いやすい分、限界がね。
フォーメーションインを果たしたF-15はそのまま編隊を崩すことなく基地西方を大きく北方へ旋回します、圧縮効果で本当に近く飛んでいるように見えるのですが、上空では200m程度は離隔を採っているのだと思います。もう一度撮影できるというのは、有難いですよ。
F-15二機編隊で。日常風景の様なタッチ&ゴーの情景もなかなかに基地周辺以外では非日常となってはいるのですけれども、こうした編隊飛行を撮影できるというのは、日常と云えるものではありません、要するにこの日は撮影へ進出してよかった、という事なのです。
編隊を解いて着陸へ大きく旋回するF-15,そろそろF-4戦闘機が引退する、という頃合いではあるのですがF-15戦闘機も寿命が無い頑丈な設計ではある、そういった設計思想なのですけれども、それでもF-15はF-4が自衛隊に配備された僅か十年後に配備開始という。
着陸へ向かうF-15戦闘機、F-4戦闘機の十年後に配備開始となった機体、要するにF-4最後の機体に続いてライセンス生産が開始された航空機ですので、そろそろ先が見えているべき機種なのですけれども、一部はF-35に置き換わるもののかなりの数は改修をうけ残る。
F-4とF-15戦闘機、一寸惜しい事をした構図でしょうか、1秒前にシャッターを押していたならばこのF-4とF-15が重なったはずなのですよね。AF性能では流石に限界のあるコンパクト機種、これで望遠の向こうを撮影する、これは慣れが必要で簡単ではありません。
ファントムとイーグル、一瞬重なった直後にそのまま岐阜基地上空を飛翔します。もちろんそのまま飛び去るという様なことは無く、旋回して着陸態勢に入ります。なにかエアインテイク部にスペシャルメッセージが記されているのが嬉しい。さあファントムの時間だ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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