北大路機関

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【京都幕間旅情】京福電鉄-嵐電,モボ101型の風景-昭和初期の旧型車置換えに新型車両KYOTRAM導入決定

2023-08-20 18:10:20 | コラム
■モボ電の騒音響く日常
 暑苦しい写真ですが実際暑かったので赦してほしい、見た目が新しい電車はもう少し残るのだけれども丸っこい量産に手間がかかりそうな大時代の車両が行き交う風景はもうあと少しなのか。

 京福電鉄にいよいよ新型車両がはいる、しかもかなりモダンな、つまり印象ががらりと変わってしまうような新型車両がはいってくる。江ノ電で使われているような、ね。すると、今の風景も数年間でおおきくかわってしまうかもしれない、聞こえる音さえも。

 KYOTRAM,きょうとらむという愛称で知られる新型車両は2024年から導入が開始され、モボ101とモボ301を置き換える構想、、まるっこい、いかにも路面電車どすえ、という車両が、いよいよ消えてしまうこととなる。計画ではモボ101全てが置き換え対象、と。

 京福電鉄の車両は外見が新しいものでも車体部分が昭和一台という車両が混じって運行されているので、じつはあのごうんごうん、という音さえも遠からずみゅいいん、というインバータ音に置き換えられてしまう、なじんだ音が消えてしまうのはすこし寂しい。

 新旧この100年の進歩、ということでしょうか、新型車両は釣り掛けモーター車と比べて消費電力が半分になっているという。もしかすると繁忙期にはあり得ない旧型車と最新鋭車両による2両編成増結の様子がみられるようになるのかもしれません。

 モボ電はけっこううるさい、沿線の方は、車両が古いと音はもちろん、車両そのものも重さがあるのでレールがきしむ音もそれなりに響くだろうし、新型車両に置き換わることは騒音の面で悪いことではないのだろうけれども、たまに乗る身としては、寂寥感が。

 江ノ電と姉妹関係にある京福電鉄で、江ノ電などは新型車両を導入しつつ旧型車とともに独特の車両体系を構成していますので、風景にはなじむのだろうなあ、と考えてはいるのですが、やはり、きょうとらむ、今風の車両形状となるイメージ図が示されています。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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