イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

本と私

2006-03-08 | 2006年度(1/13まで)
 高校一年のある日、私と同級のAさんは現代国語の先生に連れられて喫茶店に入った。「なんで、本を読むの?」と先生に訊かれた。「知的好奇心ということと、読まなければならないというプレッシャーから、本を読んでいるように思います。」こんなことを答えたように思う。高校生、大学生のころは、今から考えると知的好奇心というより、80%がプレッシャーのように思う。父を乗り越えようとするプレッシャーなど。本当に楽しんで読んでいたのか。本当にどれほど理解して読んでいたのか。疑問は尽きない。
 現在、私はゆっくり本を読む。眼が疲れて速く読めないということもあるが、噛み締めつつ読むことの楽しさを覚えてしまったかもしれない。