イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

買い物

2006-03-21 | 2006年度(1/13まで)
 ぶらっと、一人でコンビニに入って好きな食べものなどを購入する。こんなパターンが最近増えた。大型の本屋や古本屋、レンタルビデオ店、ファミレスでぶらっとすることも多い。昔都会の孤独感とか、疎外感とかもてはやされた時代があったが、それと比べると様変わりである。

 一つには、サービス業が欧米並みに育ってきたこともあろう。にこやかな店員、マニュアル的とはいえ優しい言葉遣いなど。それと共に、時代は汚いもの、死、そういったものを背後に隠してきているように思える。華やかな都会のビルの地下の死体置き場、大病院の霊安室、華やかで優しそうだけど鍵で管理された老人施設など。

 私たちは、本当は孤独で、かけがいの無い存在であり、ひとりひとり固有のあたたかい使命をもった存在である。しかし、本当の生きがいを追求せず、惰性で生きるようになってきているようにも思える。

 私たちという言葉で濁してきたが、この私が最たる惰性人間であろう。たまにはこころを丸腰にして、あたたかい使命を探してみよう。