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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

信仰のめぐみを巡って・・今も縄文時代も(1/10 愛の孤独から)

2022-03-08 | 第四章「愛とゆるし」

ユーミンの歌に「やさしさに包まれて」があり、「小さいころには神様がいて・・」の歌詞は聞くたびに昔のことを思い出し胸が熱くなる。私はカトリックで幼児洗礼。小さいころは母に連れられて遠くのカトリック教会に通ったものだ。と言って母だけがカトリックであり父も一緒に暮らしていた祖父母も仏教。とは言え、暮らしていた町にはプロテスタントの教会が二つあり。今思えばキリスト教色が強い環境で育ったのだろう。

そんな私も青年時代になると教会に行かなくなった。高校2年のころ哲学書なども読みカトリックは信じられなくなった。ユーミンの歌ではないがある程度合理的な思考が身について来ると、そういう傾向になるのは一般的なのだろう。信仰とは理性的に教理を研究すれば身につくものでは無かった。

そんな私が信仰に目覚めたのはいくつかの出来事が重なった結果のようだった。どこかで求めつづけ、困難な時期にめぐみのように得られる。そういうものではなかろうか。そういえば私の父も実家は熱心な浄土真宗の地であったが、小さな仏壇を買って家で祈るようになったのは祖母が亡くなってからだった。

さて、最近は遺跡の調査報告書を読むことが多いが、縄文時代の廃屋や土坑の遺物の状況を見ていると、石棒や土偶といった宗教に関わる遺物を時々見ることがあるし、土器なども時期によるが宗教的なモチーフにあふれていたりする。それをもって縄文人はすべて宗教的だったとしがちだが、私は信仰を持っていない縄文人も結構いたのではと思う。さらに、信仰というのも疑いもなく何かを信じるというのとちょっと異なり、何かに希望を感じるといったほうが良いのかもしれない。しかし、そんな一見頼りなげな信仰かもしれないが、信仰は人生を大きく変える。

1/10 愛の孤独から

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