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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

縄文人を生き甲斐の心理学で読み解いていく小説・・ (9/10 愛の孤独から)

2022-03-25 | 第四章「愛とゆるし」

今から11年前ごろだったか、よく多摩動物公園に通った時期があった。このシマウマについても思い出がある。アンディというシマウマは見に行くたびに激しく怒っていた。その後子供ができて激しく怒る様は観ることがなくなった。生き物は複雑な存在のように見えるが、周りからの現象に反応して意外にも単純な一つの反応をする。それはどのような意図が隠れているのか・・・そんな心理学者のカール・ロジャースの人格形成論(この場合は命題3)を研究するためだった。

この命題3は動物でも当てはまるようだったが、自分の人生の中で大いに役立った。知識は力なのである。福祉の仕事をするときに、よくわからない行動をされている方に恐怖を抱くのではなく、その隠れた意図を見抜く力が付いて対応が上手になったりもした。この命題3は複雑な人間関係の中でもストレスから救ってくれたり、あるいは縄文小説を書く上でも大事な働きをしている。異文化異言語の世界でも十分なりたつと考えている。

大栗川上流域、中流域沿いには縄文中期に1000年ムラといったようなムラができ交流の地としても大いに栄えるが、後期初頭になると衰退し4000年前ころから殆ど人の痕跡がなくなる。しかし、同じ多摩丘陵の東側では逆に人が増えてきたり。先日は丘陵東側の恩田川流域のなすな原遺跡の近くを訪れたが、なすな原遺跡は大栗川住人が居なくなった時期ごろから1000年くらい栄えるムラとなる。対応関係を実証する研究はないがその現象の背後に何があったのだろうか?

そのなすな原遺跡も1970年台に某電鉄の操車場をつくるために発掘され、おそらく遺跡そのものは破壊されてしまった。この地は4000年くらいまえの縄文人の隠れた意図、そして現代の隠れた意図を象徴しているのだろう。

さて、私自身は過去の出来事よりも、今自分の湧きおこる渇望に向けて新しい出発をしようとしている。カール・ロジャースやフロイト、エリクソン、ブラウン、ユングといった心理学の理論と聖パウロの思想を軸としたU先生の生き甲斐の心理学をバックに縄文小説を書いていくこと。私が生まれてから大いに影響を与えてくれた理系の家系や大学や職場での影響。あるいは母から受け継いだカトリックの信仰の影響も生き甲斐の心理学同様に大きい。自分の中に潜在する渇望や傾向をこれからさらに現実化し花開かせる。ロジャースの命題4なのであるが、これが私の泉でありこれからの方向なのだろう。

因みに、生き甲斐の心理学のオンラインの勉強会(有料)の半年分募集を若干名行ってます(夜学もあります)。ご興味のある方は是非お声をかけてください。

9/10 愛の孤独から

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