お盆休みも終わりごろになると、仕事や家事など元の生活に戻ることを考え始める。そして、ブルーマンデイではないがイライラする人も多い。
私も、この一週間のんびり羽を伸ばしたが、家族もいろいろしわ寄せもあり、ストレスが多い状態になっているようである。
そんな時、カウンセリングで有名なロジャースのパースナリティ理論を読み返すことが多い。1から19の命題からできており、私が人生で出会った最も難解?な文章でもある。
ただ、この理解の上で、混乱している方、そして混乱している自分自身に遭遇しても、より自然体でいられるようになった。身近な認知症の方などと対話する上でも心強い。
このパーソナリティ理論の中で、第4の命題というのがある。「有機体は、ひとつの基本的な傾向と渇望(Striving)をもっている。すなわち、体験している有機体を現実化し、維持し、強化することである。」(パースナリティと行動についての一理論 全日本カウンセリング協議会出版部より)
精神力動として、生き甲斐というか、渇望というかその凄まじさを感じたのは、お盆休みに行った足立美術館であった。
世界の足立美術館にしたいという足立全康氏の「渇望」が、日本一といってよい庭園、そして横山大観のコレクションとなったのだと思う。
また、忘れてならないのは、これが単なる個人の欲望ではなく、美といった普遍的な何かに関わることである。
足立美術館で撮った写真を添付します。
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高松の栗林公園の松の剪定に感動し、背後の山と庭のバランスは絶品!次は日本庭園の最高峰?日本の三大庭園?の足立美術館へ是非行ってみたいです。
足立美術館、短時間の訪問となってしまいましたが、じっくり見たい美術館でした。横山大観のコレクションも半端ではありませんでした。竹林という屏風がありましたが、感動しました。是非機会を見つけてお尋ねください!