田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

なまあたたかな一日 

2013年05月09日 | 日記

5月9日(木) 晴  湿り気のある暖かさ  薄い曇に覆われた一日

なまあたたかな空気が気持ち悪いくらいに俺に纏わり付くように感じる。このところ雨も降らないの湿り気を感じると一雨欲しいと思う。サクラソウも気候の乱高下にもしっかりと花を開き続け、増えた株全てに花を着けた。 白樺の下に隠れるようにしていたニワザクラは昨年枝落としをしたためか沢山のヒコバエにも花を着けだした。ニワウメと似ているが、八重咲きの温もりのありピンク色が可愛い。

当てもなく庭を歩いてみたが、毎年冬に鹿の食害に痛めつけられているブルーベリーが花を着けた。枝先は鹿に囓り取られて大きく伸びることはないが、短い枝に花を沢山開いている。壷のような花の先から中に入れる小さな虫はまだ少ないが、あと数日で虫たちが受粉を助けてくれるだろう。

もう一つ嬉しいのは北側の石積みにあるオキナグサ。毎年一つのカブから立ち上がる花が増えている。花が終わった姿がオキナグサの所以だと云うが、濃い臙脂色とシベの黄色の配色がシックで才を重ねた男の美学のように思える。この花を見習、花の時期が終わっても太陽の光を反射させるいぶし銀の髪を持ちたいものだ。

 

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憧れの薪ストーブ 労力を厭わぬと薪集め 

2013年05月09日 | 日記

5月8日(水) 晴れ   心地よい涼しさを感じる風 夜は寒い

東京から信州へ移り住もうと云うときに、先ず思い立ったのが薪ストーブ。雪に閉ざされた冬に家の中で薪の燃える炎、香とその暖かに憧れた。

あれから15年、山裾に住み着いて13年が経過して薪を買ったのは2回と記憶している。初めは移り住んで直ぐに薪集めもできないまま上田のキノコ農園から4トンを買った、次は俺が夏に入院してその年は薪を切ったり割ったりすることが出来なかった。それ以外は全て自分で集めているが、町内のりんご園では初めは伐り落とした枝を貰ってきたが、そのうちに樹を伐ってくれと云うのが多くなり、近頃は丸ごと樹を伐ることが多い。

今回は隣の集落の爺さまからの話だった。しかし、りんご園とは違い平らなところでなく、軽トラを止めたところから少し昇ったところ。3月に切り倒した樹を薪材として運びだす作業が遅れ、少し焦りを感じていた。田んぼに水が入ると進入路の路盤が弱くなり薪を積み込んだ軽トラが何回も通って欲しくないと云う。

午前中は太くて運びづらい樹を半分に割った。材は楢の木のなので簡単に割れるが一抱えもある樹を運ぶのは辛い。昼飯前に運び出し、残ったものは午後の作業とした。

久しぶりの薪運び昼飯を取り終わったら急に睡魔が襲ってきた。ムリをしてはいけないとともう一人の俺が言う。横になるとあっという間に一時間が経ち、慌てて軽トラに乗った。

夕方まで割ってある樹は運び出したが、まだ球切り(薪の長さに切る)の作業が残っている。明日の心とするが、何時が明日になるかを身体に聞いてみることにしよう。

 こう言う作業はいつまで出来るのか ・ ・ ・

憧れの薪ストーブと云うが、石油のバナーが設えるようにもなっている

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