田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

介護犬 癒やしを求める訳ではないが SalaとAlgo

2013年05月23日 | 日記

5月23日(木)  晴  乾燥した涼しい風  日中でも日陰に入ると寒いくらい

日乃出と同じくらいに起きて直ぐにSalaのところへ行くと。先週末から急に後ろ足が立たなくなり寝たきりになったが、彼自身はその自覚がないらしく前足で起き上がろうとする。しかし、その前足も右側にダメージがあるようだ。朝飯を終えてMが出かけると急にSalaは辺りを見廻す。Algoは少し離れたところから見ているが、Salaがいつもの状態でないことは承知している。俺が台所の洗い物などしているとAlgoはSalaの傍らで横になっているのを見るとAlgoはは生まれながらに癒やしを心得ている。

Algoが我が家に来て2年目にはSalaはお気に入りのウインザー椅子を若者に明け渡したのを俺は見た。その頃、Salaが座ってないときにAlgoはやっと飛び乗ることができて、ご満悦だった。初めの一二回はSalaが近づくとAlgoは降りた、そのうちSalaの優しさを知ったのか、Algoは上からSalaを見るようになった。Salaは今月初めの連休のときは、お気に入りのイスに自分で登ることができなくなっていた。ゆらゆらと歩いてウインザーに近づきじっと見ているときは俺が抱えて座らせた。そう云うことが度々あり、AlgoはSalaの状態を知ってなのか、Salaを落とそうとはせず、自分が開いている隙間に入り込むことをしていた。

俺もSalaがこれほど急に悪くなるとは思わなかった。

昨年の夏だったか、ヒザの上が膨らみ、医者で陽性の肉腫、その後、塊は大きくなり摘出したが直ぐに片足を切除しなければならなくなった。そして、今は腰のリンパ節、肺全体、食道まで転移している。

老々介護の練習をさせるために、Salaが身を以て俺に体験させているのだろうか?

後ろ足一本になって退院したときは、彼はカンガルーのように跳んで跳ねることができるから気にするなって、驚く程、俺たちに元気な姿を見せてくれた。

 

6年前 ・ ・ ・  2007年6月の勇姿 Sala

大きなカステラを半分も平らげたSala

黒砂糖の袋を棚から下ろして床一面に振りまいたSala

俺のリタイヤと同時に我が家にデビューしたSala

コメント
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