5月22日(水) 晴 蒸し暑さを感じる 夕方は涼しい風
月一の病院通い、これもすこぶる体調がよろしい故の気楽な通院生活、読書とガマンの日と決めこんでいる。しかし、月一とは云えいつもの病院通いの朝とは少し違った。余裕を見て家をでようとしているときにバイクに乗った若い女性が家に向かってきた。俺はいつもの電気の検針女史かと思ったが、少し様子が違う。やがてピンポンとドアチャイム、ドアチャイムが鳴るよりも先に、大きな金切り声で“こんにちわ~”と叫ぶ声。ドアをあけると現代農業から来たという。俺が以前月刊誌を購読していたのも知っているし現在は“ノラノラ”と云う雑誌を読んでいることも心得ている。それでも現代農業の月刊誌を購読しないかとアノ手この手で(言葉です)俺を言い含めようとする。だいぶ時間をとられてしまったので病院へはいつもより15分ほど遅れてしまった。
採血と注射はスムーズに終わり、あとは読書三昧と決めこみ、中庭の前の座り込んだ。ところが本に目を落としていると何かの影が縦に斜めに俺の視野に ・ ・ ・ ・ 上からきて、また上に向かって走る。中庭は四方を建物に囲まれているので風が吹いたり何かものが飛んでくることもない。いい加減に本から目を離してぼんやり見ていると、上から何かが直線的に然も斜めに落ちて来た。植えこみの影で落下地点は見えないが、直ぐに鳥が何かを咥えて1階のガラス戸の上に止まり其処から直ぐに斜めに2階のキャットウォークか、コンクリートの出っ張った穴に入り込んだ。
何回か見ていると雀は建物のコンクリートが剥げ落ちた穴に巣作りをしているようだ。こうなると本など見ているわけにはいかない。雀は中庭の植えこみに落ちている枯れ枝を加えては飛んでいく、しかも休憩をしない。10時30分、11時15分、そして12時40分13時20分、14時15分前、ここで俺の名前が呼ばれたので席を立ったが、雀はず~っと続けて資材を運んでいた。一羽なのだろうか?それとも協働で共働き ・ ・ ・ 働けば健康にヨイ 医者いらずだと雀が教えているのか?
コンクリートの爆裂
高速道路のトンネルではないが
病院の待合時間が短かかった
雀たちの粋な計らいで
待合のイライラを抑止しているのだろう
ヒナが生まれたとき爆裂の穴が大きくならなければよいが