私が音楽について知っているはずがないので、モーツアルト生誕250年といってもそれについて語ることはできない。
しかし、昨日、松山モーツアルト会の会長さんN先生宅でモーツアルト生誕250年を祝うミニコンサートがあり、参加をした。N先生自らピアノを弾かれたり、H.F.さんの独奏とかN先生との協奏もあった。N先生の息子さんのバイオリンもあり、H先生以外はアマチュアだが、レベルは高かったのではないかと思う。
いつも思うことだが、N先生の音楽に関する知識の深さ、傾倒には感嘆させられる。私など物理のプロというにはどうも後ろめたいものを感じる。セミプロにも至っていないのではないかと思う。
どんなモーツアルトの曲を聴いているかとそのときN先生に聞かれて答えられなかったのでしらべてみたら、聞いているCDは
K.338, K.385, K.425, K.216, K.219, K.428, K.458, Requiem, Die Zauberfloete
等である。ほとんど自分で買ったCDではなく、息子が置いていったCDである。
Requiemは I 先生から勧められて買ったが、やはり前半は活気があり、変化があっていいが、後半は平板になっているという妻の指摘はあっているように思う。
このRequiemは亡くなった物理学者の朝永さんが好きで聞いていた曲だということで後半はモーツアルトの弟子による作曲だと言われており、朝永さんは前半を特に気に入っていたということをどこかで読んだ。I さんは前半も後半もそれぞれによいとのご意見であった。