以前に湯川・朝永生誕百年の展示を愛媛大学で行う予定であるとの記事を出したが、これが意外に費用がかりそうである。京都大学の基礎物理学研究所の所長の九後さんからのメールによると、一番費用をかけなくても150万円ぐらいはかかるらしい。
愛媛大学の方も私もそんなに費用がかかるとは思っていなかった。でもいまさら引くわけにも行かないから、もし費用が十分に大学から出ないならば、募金をするということで展示はするという意思を九後さんに伝えた。
この頃は募金しても協力してくれる人はあまりいないと思えるし、募金をしてくれる会社もあまりあるとは思えないから、私財を投入してでもやる覚悟を決めている。展示をするならもちろん入場料を無料にすべきだと思っている。
正直言ってどのくらいのインパクトがあるものか計りかねるが、こういうものの効果はお金で換算できるものではない。いま、私が声をかけて参加した、九州大学、広島大学も含めて6大学が参加を表明している。金沢、宮崎、北海道、愛媛大学である。東北大学や名古屋大学は今のところ入っていない。150万円の費用がネックだろうか。