九州・中国・四国地方の一部を地震が襲った。6月12日の未明である。松山は震度4であったが、マンションの12階は相当にゆれた。朝5時ごろのことであった。
新聞配達のお兄さんが廊下を走っているので、その振動が大きいなと思ったら、それは地震のp波の縦波でその後にs波の横波がぐらぐらときた。時間にして30秒くらいだろうか。結構長く感じた。もちろん振動がすぐに納まるはずがないのでその振動が持続しているために長く感じたのだろう。ゆらゆらとかなりゆれたが、どこで起こった地震かを知るために起きていってテレビをつけたが、割合に早く地震の起こったことが報道された。一番強いところで震度5であったので、安心してまた一眠りした。
室内の物はどこかに落ちているということもなく芸予地震ほどはひどくはなかったことがわかる。芸予地震のときは研究室のファイルキャビネットが数10センチ動くほどであり、自宅の灯篭が倒れた。それにしてもこの地震のエネルギーはすごく大きいものだが、これを利用するということは雷のエネルギー同様にできないのが、残念である。