物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

『なるほどベクトル解析』2

2025-01-05 21:58:03 | 数学
いま22時だが、第1章から第10章までの中で今読んでいるのは第2章である。第2章は6ページほど読むと終わりだが、今日読み終えることができるかどうか。今日はかなり多く読んだので疲れた。

第3章の「図形とベクトル」が残りそうである。他は全部読んだ。もっともこの本にはいわゆるベクトル解析ではない「固有値と固有ベクトル」とか「行列と座標変換」だとかについても書かれている。

ちょっと小説を読むくらいのスピードでこの本を読んでいるので、読む方としてはちょっと雑である。しかし、これはいままでの蓄積の上になるので当然でもあろうか。

ちょっと村上雅人さんとしては筆が走りすぎて間違ったと思える箇所もある。
アンペールの電流が流れると磁場が生じるというマクスウエル方程式を電磁誘導の方程式とまちがえた記述がある。

これは海鳴社の社長で物理学科出身だった、故辻信行さんの校正の眼から逃れたミスだろうか。その後すでに修正をされているのだろうか。ちょっと調べてみる必要がある。

だが、こういうミスがあるとしてもこの本にはなんかわからないが、読みやすさがある。私はこの本を推奨したいと思っている。

もっと発見法的にベクトル解析を書けるとは思うのだが。

『なるほどベクトル解析』

2025-01-05 14:22:44 | 数学
今日は日曜日なので昔だったら、ブログはお休みの日である。最近は日曜日でもあまりブログをお休みにはしない。

いま、村上雅人『なるほどベクトル解析』(海鳴社)を読んでいる。9章、10章の「ベクトルの積分」、「ベクトルの積分公式」を読んだ後で、4章、5章、6章を読んだ。

5章、6章はベクトルの微分に関係した章である。まだ、7,8章が残っている。特に8章は特に難しそうである。

いつものように自分の一番関心のある章から読んでいる。一番最後が1,2,3章となるであろう。3章は「図形とベクトル」であり、ここはひょっとすると面白いかもしれない。

この本の全体を通読したことはなかったのだが、それでもかなり読んでいたとみえて、ところどころミスプリントの修正やら、計算の修正やらを書き込んでいる。

海鳴社のホームページにこれらの修正がすでにでているのであろうが、そこをまだ参照したことはない。

書き方に注文を付けたいところも大いにあるが、しかし読みやすい本である。どうしてなのだろうか。式の表示もそれほどよくはないのだが。