物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

近藤康太郎さんに会う

2025-01-26 15:41:29 | 本と雑誌
朝日新聞の名物記者・近藤康太郎さんが松山に来られるというので、会う約束をしていたのだが、昨日の午後4時過ぎご当人に直接に会うことができた。もちろん始めての面会である。

どうして知り合いになったかは省くことにして、数学にも近藤さんがどうして関心を持ったかをご本人から聞くことができた。

いろいろな本の著者でもある近藤さんは文章を書くことは職業でもあるし、好きでもあるが、数学も言語の一種だと思われたことが数学に関心を持たれたきっかけらしい。

これは彼の高校時代の数学の先生でクラス担任でもあった名物教師・武藤徹先生の影響によるものだという。

数学が言語であるという考えは数学者の中には否定的な方もおられようが、そういう側面をも数学が持つことは否定しがたい。

近藤さんのような一芸に秀でた人ともなれば、自分の専門領域以外の他の分野でも鋭い独自の見解と直観で持って観ることができるということであろうか。




雑談会を終える

2025-01-26 15:22:43 | 本と雑誌
2005年から主宰してきた雑談会を昨日の2025.1.25でもって終えた。これはこういう試みは個人の努力では維持できないとの判断から終了することを決めたものである。

個人の決定であるから誰からも出席者からは異議はでなかった。というか全く個人の努力でされていたのだから、異論をはさむ余地なだとあり得ないだろう。

もう一年くらい前になるかもしれないが、世話役に誰かなってくれないかと提案したことがあったが、それに対する反応もほとんどなかった。要するに自分が責任をもって世話役になるという覚悟のある人はいなかったということだ。

これではいつまでも続くはずがない。153回目の会合であえなくつぶれてしまった。通常だと月1回のペースで1年に11回は行っていた。

大学を退職した年の2005年に始めたと思うので、ほぼ20年は続いたことになる。いま153を11で割ると約14だが、20年ほぼ続けたことは事実である。

毎回の会のレポートをする人の世話を妻と私以外でして下さった方も数回はあったが、ほぼ私たち夫妻でレポートをする人を都合をつけて会を行ってきた。

その気持の糸が切れてしまったというのが実情だろうか。