朝日新聞の名物記者・近藤康太郎さんが松山に来られるというので、会う約束をしていたのだが、昨日の午後4時過ぎご当人に直接に会うことができた。もちろん始めての面会である。
どうして知り合いになったかは省くことにして、数学にも近藤さんがどうして関心を持ったかをご本人から聞くことができた。
いろいろな本の著者でもある近藤さんは文章を書くことは職業でもあるし、好きでもあるが、数学も言語の一種だと思われたことが数学に関心を持たれたきっかけらしい。
これは彼の高校時代の数学の先生でクラス担任でもあった名物教師・武藤徹先生の影響によるものだという。
数学が言語であるという考えは数学者の中には否定的な方もおられようが、そういう側面をも数学が持つことは否定しがたい。
近藤さんのような一芸に秀でた人ともなれば、自分の専門領域以外の他の分野でも鋭い独自の見解と直観で持って観ることができるということであろうか。