古い原稿をlatexの文書にしている。これは『数学散歩』という自費出版の本の原稿である。『数学散歩』は全体で38編の文章からできていた。
そのうちの4編がまだlatexの文書にすることができていない。これらはほとんどどこかに修正したい個所がある文書である。残りの4つのうち一つだけほぼそのままでいいと思っている文書を昨夜からlatexの文書にしている。
それが終わると残りの3つの文書のうちで比較的問題がない「ラプラス演算子の極座標表示」を修正しながら、latexの文書にしたい。これは直交座標ならなんてこともないラプラス演算子を球座標表示に変換することを馬鹿正直に行ったという文書である。
残りは「特殊相対論入門」と「テンソル解析の学習における問題点」である。この最後の文書は実はベクトル解析の学習に役立つのだが、どのように修正したらいいのか方針も立たない。
これはこの文書が間違っているということではない。もっと一般的な立場にどうすれば立てるのかが私にもまだ十分わかっていないということである。
「特殊相対論入門」の方は私の昔の応用物理の講義の一部として行ったノートの一部だが、これはエネルギーE=mc^{2}が天下りに出てくることを避けるための措置であった。
これもなかなか修正が難しいところがある。だが、時間をかければ修正は可能だろう。