日本のプロ野球選手の名誉の一つに打者なら2000本安打、投手なら200勝を達成するというのがある。
すぐれた打者や投手でもこの記録を達成できなかった選手もあるので、これが唯一の優れた名誉ではないでもあろうが、それでもこれらの記録は単に優れた打者、投手であるだけではなく、負傷や怪我や病気にも打ち勝った体の頑健さも必要である。
昭和生まれの野球人で、このいずれかの記録を達成した人は、昭和名球会に加入が許されるが、この記録がとても普通の人には大変なことであると思うようになった。
それはこれらの記録を達成した人には全く及ぶべくもないが、先日ブログ2000回を達成したときに思ったことであった。これくらいの回数のブログを書いている人も日本でもたくさんおられるであろう。
だが、ブログを書く主題がなければならないし、それだけではなく健康でなくてはならない。ほぼ毎日なんらかの新しい視点を指摘した、自分の驚きを提供することはそんなに簡単なことではない。
新聞やテレビはもちろん書籍とか日常に出会う人のつぶやき等から、自分にとっての新しい視点とかなるほどと思ったこととかを拾うことはそういう自分の感性をいつも磨いておかなくてはならない。
感受性が鈍磨してしまうと、本当は興味深い視点でもとらえ損ねてしまうかもしれない。
(2024.11.28付記) 2,000本安打、200勝の重みは、ブログの回数が7,000回を越えたいまもずっしりと重く感じられる。やはり並大抵の努力ではこれらの記録は達成できないと思われる。
プロ野球選手の選手寿命の貴重さである。私の中学校と高校の同学年にもS君というプロ野球で活躍した友人がいるが、なかなか長い間活躍することは難しいことを知らされている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます