DJという職業がある。
この職業に就く人はどういう経歴の人なのだろうか。ということが少し前から私の関心の一つである。
もっともDJになった人の書いたエッセイとかを調べたりしたことがあるわけではない。DJであるから、音楽の好きな人であることはまちがいがないだろうが、音楽家になろうとした人が音楽家にはならないで、DJになっているのだろうか。
車に乗って自分で運転をしながら、FMのラジオを聞くことがある。その音楽番組では大抵音楽を紹介する人がいて番組が進んでいく。
あまり飛行機には乗らないが、それでも1年に1回か2回乗ることがある。そのときの飛行時間の1時間と少々の時間をクラシックの音楽の放送を聞いて過ごすことが習慣になった。
そういう経験から、DJをしている人は音楽にもちろん詳しい人だと思うが、どういう教育を受けた人なのかに関心が生じたというわけである。
なんでも一つの職業を深く極めようと思うと自分に不得意なことでも学ぶ必要があろう。
これはE大学に勤めて間がないころであったが、大学の付属図書館の司書の人から電話をもらったことがある。
どういうことだったか忘れたが、たぶん購入したドイツ語の書籍の分類だったか、それとも書名の意味だったかそういう種類のことだったような気がする。
大学の図書館だから、もちろん日本語の書籍はあるが、それだけではなく外国語の書籍も購入することがあるだろう。だから、司書の人がたとえドイツ語やフランス語に弱くても何とか分類して図書目録をつくり、しかるべき箇所に配置しなくてはならない。
そのための仕事は最小限しなくてはならないだろう。もちろん、大学でちゃんとした司書になる教育を受けた人もあるだろうが、それだけではなく単に一つの職として配置された方もいるかもしれない。
そういう方でも仕事となれば、自分に不得意なことでもしなくてはならない。そしてそれなりに努力をしていることが窺われて専門家ともなれば、さすがだと思った。
DJの話と離れてしまったが、DJとはどういう教育を受けた人なのだろうか。
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