とうとう11月中には数学・物理通信の発行ができなかった。これは二つのエッセイを載せようとしてそれをどのように結びつけて一つの雑誌の号のようにするかが未解決なためであるが、それだけではない。私の用意していたエッセイの原稿に図を入れようとしてうまく入っていないということもある。
中西先生にはすでにかなり以前に原稿を頂いているのに義理が悪いことはなはだしい。中西さんの原稿にはちゃんと図がpicture環境で入っている。それで私もemathで図を入れようとしているのだが、どうしたものかまったく入らない。emathは図の個々のマクロは与えられたものがあるのだが、それをtexのなかに入れようとしたら、まったく入ってくれない。usepackageの使い方が悪いのだと思うのだが、まだ解決をしていない。
それで、それはちょっとあきらめて別の原稿を用意しようとしているのだが、これの入力に手間取ってなかなかうまくいかない。そういう現状である。しかし、いずれにしてもそのうちになんとか解決はすると思うので、辛抱強く待ってもらうしかない。
このごろは図を描いてそれをtexに貼り付ける方法はいろいろあるようですね。emathはpicture環境を拡張したようなものですが、問題はtexとemathとのつなぎ合わせがどうしたものかうまくいかないのが現状です。
私もpicture環境を使って図を描いたことがありあますが、残念ながらpicture環境ではまだそのできることが限られているように思います。
visual basicはソフトもインストールしていません。しかし、いつも困難に感じることは図を描くこととそれに式や字を書くこと等の両立です。mathematica等でも同じことがいえるように感じています。visual basicはうまくそこらがクリアできるのでしょうか。
それはともかくすみませんが、しばらくご辛抱をお願いします。そのうちになんとか「通信」を発行しますので。