一日前の黙とう
3月10日の今日は、午前中は地域の小学校に行く用がありました。その時に、明日は日曜日なので前日の今日、全員で黙とうをするのでよろしくお願いします、と言われました。(書いている途中で......
確かに「忘れない」「忘れまい」と言っているだけではダメかもしれない。
でも世の中には、それしか出来ない者もいる。
それさえも出来ないものもいる。
とりあえず、この私は「忘れはしまい」と思う人で居続けようと思うのだ。
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上の囲みは昨年の3月11日に投稿した記事です。
その記事を読みなおすと、様々な思いに駆られ、やはりハラハラと涙がこぼれます。
かなり前からですが、私は夜寝る前にある歌を聴くことが多いです。下に貼っておきますね。
それはRADWIMPSが2014年の3月11日に公開した曲なんです。
よく「洋次郎は天才だな。」と言う言葉を聞くような気がしますが、私も本当にそう思います。
『世界は疲れたって 僕にはもう無理だって 宇宙の寂しさを ひとりで背負い 作り上げてはみたが』
思わず、うううッと泣きたくなるのです。
そしてあの波が押し寄せてくる、あの光景を思い出すのでした。
凄い時代を生きています。
悲鳴をあげたり祈ることしかなすすべき事が全くなくて、それなのに今起きている事を、四角い箱から送られてくる映像で見続けたあの日。
死が追いかけてくる、あの恐怖を私たちに分かるはずはないー。
濡れてしまった体で3月の夜の寒さに耐えねばならなかった辛さを、私たちに分かるはずはないー。
それでも !!
私は思います。
忘れはしまいって。
ところで私、昨年姉に指摘されてから、3月10日の「東京大空襲」の事も忘れないようになったのです。
100万の罹災者、10万の死者。たった74年前の事なんですよ。
確かに生まれてなかった時代の出来事だと思います。だけど歴史から学ぶと言うじゃないですか。
この近い過去の大きな悲劇から、学ばなければならない事は山のように有るのではないのかと思います。
昨年も記事を書いていました。
その記事は→それは風化なのか。3月10日に東京大空襲があった!
カイコ RADWIMPS