・「「柴又帝釈天」に行きました。その1」の続きです。
中に入ると、立派な大鐘楼などが左手に見えました。そして正面にはトップ画像のような立派な松の木がありました。これは「隋龍の松」と言うのだそうです。さりげなく、ここでも私登場。
ここで先に謝っておきますが、私、本当に「フーテンの寅さん」に思い入れが無くて、この映画のファンの皆様には申し訳なく思います。
やはりここは、寅さんの街なのですよね。それなのに、思い入れがないものだから、今頃気が付いたのですが、前の記事でお団子を買ったお店、寅さんゆかりのお店ではありませんでした。
ゆかりのお店って「とらや」だったのですよね。(^_^;)
まっ、良いか。
買った所のお店も風情があって、美味しかったのだから。
「とらや」さんも、一応ジロジロとさりげなく見ていたので、印象に残っていますしね。
下の画像の緑の旗の所が、そこです、きっと。
そして上の画像の良い感じの「大徳」と言うお店を覗いていたら、そこの御主人が
「ここは門前の店なので、試食も買い物もお参りが済んでからね。」と言いました。
なるほどなぁと思いました。
こういう1本筋を貫いてるおやじって、良いなあとか好きだなって思う人って多いと思うのですよね。
私も嫌な感じはしない方。だってそれがこのお店のルールなんですから。
しかしそんな時代遅れな事を言って、ある意味、客の自由を奪いまたは客を選んでも良いのかって一瞬思いましたよ。だけど佃煮の素材よっては、野菜やキノコばかりではなく多数の元生命体(小魚やしらす)であることを考えると、それを持って境内に入ることは、やはり私的にもよろしくないような気がしたのです。
コースを考えてきた時に、同じ道は通らないように考えてきました。もしも予定通りだったら、このお店では買い物が出来なかったと言う事になったと思います。
事実、「アーア」って思いましたもの。
だけど私の場合は、いつも予定は未定・…じゃないか、この場合は。予定は常に不確かな未来。
結局同じ道に戻り、同じ道から帰ることになったのです。
だから帰り道で、このお店の親切なおばちゃんの接客に気を良くして、一杯買い込んできました。
お話する順番が時系列ではないのですが、先にこの参道のお店の事をお話すると、いろいろと見るところを見てから最後にお食事をしました。
鰻などが有名みたいで、たくさんお店もありましたが、ご一緒したお友達が鰻が苦手だったこともあり、リーズナブルそうなお店をチョイスして入りました。
亀屋本舗と言うお店だったのですが、ここの限定ランチなどと言うものを頼みました。
色合い的に、いたって普通っぽいと思うのですが、お味が、なんて言うか、みーんな美味しかった♡
お店の中は、「ザ・食堂」と言う感じなのですが、思いがけない美味しさに「ちょっと、ここで良かったのではないかと。」と言うと、お友達からも賛同を得ました。
お土産は、既に先程言いました佃煮多数と、
「柴又もち」なる焼き草餅とかを買ってあったのですが、最後にお友達が「矢切の渡し最中」を買いました。確かに最中は魅力的でしたが、つくだ煮を買った時点でもう買わないと決めていたのです。そして、高齢者を待たせている付き添いの人に買い物の順番を譲っているお友達の女っぷりの良いところや、お店のお兄ちゃんのイケメンぶり(注:個人的感想)など、お買い物風景を楽しんで見ていました。
さてさて、お話を境内に入り松を見た所まで時間を戻します。
帝釈天には奥に彫刻ギャラリーと庭園があって、そこに入るには入園料(400円)が必要です。
でも見る価値はあると思います。
(その一部を載せておきます。)
↓ これを載せること自体が手抜きって言われたら手抜きかもって思いますが。
そして庭園です。
ぐるりと回っていき、
なかなか良い感じに、日本庭園を堪能しました。のんびり歩く良い時間だったと思います。
ところで、なぜ予定していたことが、不確かな未来になってしまったのかと言うと、境内にはトイレがなかったのです!
私の予定では、この後「矢切の渡し」の渡し場を見に行く予定でした。それからぐるりと回って「山本亭」。
地図を見ると、門を出た所にある事になっていました。だけど何か道路で工事中で、その道路の向こう側が何かに覆われていて良く見えなかったのです。ぱっと見つけたトイレは、仮設トイレでした。
私もハイキングコースなどや渓谷当たりの仮設だと、仕方がなく入る時もあります。でも街中じゃないですか。
お友達の「絶対に嫌」と言う、見ただけでのお返事に、予定変更して山本亭周りで行く事にしたのです。
なんだトイレかと言う所ですが、やはり来た時に駅でトイレタイムを設けるとか、先にお食事タイムを取ってそこでトイレタイムを取るとか、ここは計画を立てるのに、大事なポイントだったのだなと、私は学んだような気がしました。
と言っても、これをこれからの生業にするわけでも無いし、いつだって私がやるわけではないのですが。星子さんとお出掛けする時は、殆ど丸投げですし^^
と言うわけで、次回は山本亭周りの「矢切の渡し」でのお話です。