そして続けて「相棒」の感想を書きます。
なぜに「そして」と言う接続詞を使っているかと言うと、本日二回目の投稿で、ひとつ前に第16話の感想をアップしているからです。→相棒17第16話「容疑者内村完爾」
ところで私、ロンドン時代の相棒の南井が出るのに、スペシャルじゃないんだと、最初思ってしまったのですよ。だって彼は、そのぐらいの相手じゃないですか。これはある意味の続編。前回、南井が出たお話の感想は ↓
右京の最大の敵って感じがして、凄く面白い。
そして右京は、いつも「あなたを許さない。」と言うけれど、ひとつひとつの事件は解決していても、今のところは負けっぱなしのような気がします。
南井と言う人は、なまじっかなシリアスキラーよりも相当に恐ろしい人ですよね。犯罪者の心の隙間に入り込んで、そして言葉巧みに操り、そして最後は自決させると言う、彼なりの裁きのストーリーが存在しているのですから。
右京の今は、それをただ目の前で見せつけられているに過ぎないように思います。
だけど南井は、日本にまた来るそうです。
果たして右京は南井に反撃できるのでしょうか。
ライターの徳永富彦さんには、右京vs南井をじっくり書いて行っていただきたいと思います。
物語では、最初はあの外人のジャックモランが、その倫敦からの刺客だと単純に思ってました。だけどいくら何でも「花の里」に彼らが来るのは、偶然過ぎますよね。だからやっぱり、ああガイドの立入の方かって思ってしまいました。(俳優さん的にも怪しいって思ってました。映像でサスペンスを見る時の問題点は、この『俳優さん的に』って言う部分ですよね~)
南井は殺人者である立入を使って、罪を犯しながら裁かれなかった人々を裁いていったわけですが、その中には、罪を犯してしまった後、代わりに罪を庇ってくれた義父の姿から心を入れ替えて教師にまでなった人もいたわけですが、その人は南井とは兄弟のように育った人だったのですよね。
彼の狂気の正義の秘密は、その過去にもあるのかも知れませんね。
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