遅くなって恐縮ですが、2021年の記録としてブログアップです。
奈良時代に、山上憶良が万葉集で詠んだ「秋の七草」は、
「 萩の花 尾花 葛花、ナデシコの花
女郎花 また藤袴 朝貌の花 」の7種です。
1番目は、マメ科の落葉低木「萩の花」です。
庭に植えた萩は、山萩かミヤギノハギだと思いますが?
(江戸絞り萩を通販注文した時に送られてきた別物です)
茎は木質化し固くなるが、年々太くなることは無く、
根元から新芽が毎年出てきます。
丈を高くしたくないので、6月に茎の上半分を1度剪定して、
9月中旬の開花です。
9月下旬です。
南側が歩道になるので、
塀を越えて道路に枝が出ないように、株を縛って立たせています。
冬囲いの前に、株は元から伐採しました。
ネギはヒガンバナ科(旧ユリ科)で、
原産地は中央アジア~中国西部といわれます。
緑の葉を食べる「葉ネギ」に対して、
根元の白い部分を食べるネギを「長ネギ」(または根深ネギ)
と呼び、主に関東で食されてきました。
苗束をHCで購入し、空き地畑に6月上旬に植え付けました。
畝を耕さずに、鍬幅の溝を掘り、苗を4cm間隔に壁面に立てかけて、
根元に2cmほど土を入れ、溝いっぱいに稲ワラなどを入れます。
ワラの代わりに、前年刈り払った庭のススキを入れ乾燥を防ぎます。
6月下旬、隣の畝はジャガイモの葉です。
生長が目立ってくる8月上旬、
生育に合わせて、追肥と土寄せをします。
8月中旬、
9月上旬、土寄せで、周りよりも株元が高くなってきました。
毎年こぼれ種で芽生えるコスモスも咲いてきました。
9月中旬、
コスモスは風で倒れますが、茎先を立ち上げて咲き続けます。
10月上旬の追肥・土寄せ後です。
11月末、試し掘りで、両端から9本掘り出し、
土寄せした部分が白くなります。 上の緑の葉も美味しいです。
12月10日、残り23本を全部収穫しました。
細い苗で枯れたものもあり、白い部分が短めですが、
素人菜園で、老人2人が食べるにはこれで十分です。