庭の日陰で群落をつくるリュウノヒゲ(竜の髭、龍の髭)は、
別名ジャノヒゲ(蛇の髭)とも呼ばれ、
長く伸びた葉からの連想で名付けられたそうです。
キジカクシ科の常緑多年草で、日本原産です。
目立たない花は夏に咲かせますが、画像はありません。
12月10日、冬囲いの前に葉をめくってみると、
美しい青色の果実が株元にたくさん見られました。
南庭の塀際で、
自宅西のユキヤナギの樹下で、
踏み石周りのタマリュウ(玉竜)は、リュウノヒゲの小型品種で、
緑色の実を着けていました。
原種が熱帯地方に自生する、熱帯スイレンです。
温帯スイレンに比べて花着きがよく、11月初めころまで、
長く花が楽しめ、小さな容器でも栽培できます。
また、青や紫の花色は熱帯種にしか存在しません。
花は朝開いて夕方閉じ、3日間繰り返します。
「ティナ」は、明るい青紫色の花を咲かせます。
水面より上に花茎を伸ばして蕾を着け、開きます。
開花1日目は、花の中心に黄色い大きな雌しべが見えます。
2日目には、雄しべがドーム状になって雌しべを覆います。
3日目には、固まっていた雄しべが、少し開いてきます。
夏から秋にかけて、株元には次の蕾が上がってきます。
2輪咲いていますが、
上の花が3日目で、下の花が1日目の花です。