万葉集で歌われた秋の七草、4番目は「撫子」(なでしこ)です。
庭や鉢のナデシコは、5月下旬~6月上旬に咲きました。
散歩で入手した種を実生しました。
東庭の踏み石周りで咲いていた花、
玄関手前のハナミズキ樹下で群落を作って、
1年草のムシトリナデシコは、移動しながら咲いてほぼ消えたのに、
今年1株だけ咲いていました。
次は「初恋」という品種の鉢植えで、
咲き始めは白で、ピンクに変わっていきます。
終いは高山性のタカネナデシコ、鉢植えです。
我が家では秋に咲かず、いずれも初夏に咲いた撫子の花でした。
庭のモミジ3種のうち、遅く紅黄葉するのがこのモミジ、
以前から庭植えされていたものですが、
イロハモミジ系と思われ、大きくはなりません。
4月上旬、春の姿は黄緑色の新緑です。
新葉の展開時、同時に花蕾を吊り下げています。
4月下旬には開花し、
5月上旬には種を着け始めました。
あちこちに実生が芽生えてきます。
晩秋の11月中旬、まだ緑葉もありますが、紅黄葉してきました。
樹下にはキレンゲツツジの黄葉も、
赤い葉も見えますが、黄色い葉が主になってきます。
11月下旬、玄関の前で、朝陽を受けて黄金色に、
11月末、一気に落葉し、
12月初め、遅く黄葉した1枝が、最後の輝きを、
12月中旬、雪吊りを施され、春までの眠りに入りました。