「イトラッキョウ」はヤマラッキョウの仲間で、
長崎県平戸島に自生する固有種です。
花弁が上または斜め横向きに咲く白花です。
10月下旬、たくさんの蕾を上げてきました。
11月上旬、一斉に開花してきました。
11月中旬、少し遅れて別の小鉢でも、咲いてきました。
11月下旬の花です。
「ヤマラッキョウ」(山辣韭)はヒガンバナ科ネギ属の多年草で、
秋田県以南の本州・四国・九州に分布し、
山地の草原に自生します。
3号の小鉢植えのままなので、草丈も10cm程の低さです。
10月下旬の蕾、
11月上旬に、紅紫色の花を開きました。
6枚の花弁は平開せず、長さ5~6ミリ、
6本の雄しべが長く突き出ます。
11月10日の花、
11月中旬です。
地下に球根(鱗茎)を持ち、軒下で雪中越冬に入りました。
ネギは中央アジア原産でヒガンバナ科(←ユリ科)の多年草です。
長ネギ(根深ネギ)は、葉を食べる葉ネギに対して、
根元の白い部分食べるネギです。
土寄せして日に当てず、白い部分を多くします。
6月上旬にHCで苗を買い、空き地畑に植え付けました。
幅15cm(鍬の幅)、深さ20cm余りの溝を掘って、
溝の壁に苗を5cm間隔で立てて、根を土で少し押さえ、
藁の代わりに、庭で刈り払ったススキを被せました。
画像は、植え付け2週間後の6月下旬です。
周りに、雑草のスギナや、こぼれ種で芽生えたコスモスなどが、
ネギの成長に合わせて、土寄せをを繰り返します。
8月中旬、
8月30日、
途中の画像がありませんが、11月中旬にはこのように、
背後は富有柿の残り実です。
12月上旬、長ネギを掘り出して収穫しました。
隣近所にも分けましたので、我が家の持ち帰り分です。
「秋咲き大輪白花ネジバナ」は北アメリカ原産で、
草丈長く茎も太い大型タイプのネジバナです。
秋に大きい白花を螺旋状に咲かせます。
初めに植えた鉢の株は消えましたが、
毎年実生で、他の草花の鉢で咲いています。
10月上旬から咲き始めた株の、10月下旬の花姿です。
花茎を40cm余りに伸ばしました。
その4日後、
11月初め、花が長く咲き、この後も咲き続けました。
11月上旬、下は、遅れて別の鉢で咲いた花です。
「マンサク」(万作)は、初を告げる花木で、
自宅西側で、まだ積雪のある2月から咲き始めます。
晩秋には大きな葉を黄葉させて輝きました。
11月中旬、緑葉が黄葉し始めました。
5日後、
上は南から順光で、下は北側から逆光で撮りました。
その翌日、小さな花蕾が、黄葉に照らされて見えます。
11月下旬、黄葉の最盛期で、同時に散り始めです。
花蕾をアップで、
11月末、散り残った葉の最後の輝きです。
このマンサクはシナマンサクの鉢植えでした。
一部の葉は枯れた状態でも落葉せずに、開花時でも付いたままです。