からごろも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ
教科書にも載る伊勢物語九段の一節である。
各句のはじめをつなぐと「かきつばた」になる「折句」という技法が使われている。
在原業平が詠んだというこの句、現代訳すると、着馴れた唐衣のように馴れ親しんだ妻が都にいるので、遥々こんなところまで来た旅を悲しく思うのだ となる。
今の時節、当然のことながら杜若の季ではない。
然し訪れてみると、紅葉の赤、杜若の青を間近に見ることができた。
但し数本の勘違い花であったが…。
教科書にも載る伊勢物語九段の一節である。
各句のはじめをつなぐと「かきつばた」になる「折句」という技法が使われている。
在原業平が詠んだというこの句、現代訳すると、着馴れた唐衣のように馴れ親しんだ妻が都にいるので、遥々こんなところまで来た旅を悲しく思うのだ となる。
今の時節、当然のことながら杜若の季ではない。
然し訪れてみると、紅葉の赤、杜若の青を間近に見ることができた。
但し数本の勘違い花であったが…。
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