flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

和地 呉松

2006-04-17 00:00:39 | 漂い紀行
 浜松三方原から村櫛館山寺へ続く半島の付け根に位置する地である。
地形は起伏が激しく、低地は宅地、台地上は耕作地となっている。
地質に礫を多く含んでいるため、作物が限られているようだ。付近には、いわゆる「石塚」がたくさんみられる。
斜面には水神社や朝日神社が鎮座し、地区の中央を都市計画道路が台地を削って通っている。
呉松地区の北端には、亀塚という古墳が畑の真ん中に残っている。
前方後円墳で全長24m、高さ2.5m程で、出土する埴輪片から6世紀中頃と推定される。
この日は各地で黄砂にみまわれ、風も強く、印象に残る一日であった。
   
コメント (4)
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