田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌公園めぐり「天神山緑地」

2007-05-13 15:26:53 | 環境 & 自然 & 観察会
 いささか旧聞に属するのですが、5月5日に梅と桜の花を同時に見ることができるということで、平岸にある「天神山緑地」へ行ってきました。

【天神山緑地】
 <住  所> 札幌市豊平区平岸1条18丁目
 <開園時間> 年中    <駐 車> 無料、但し駐車場が狭い
   ※ 地下鉄「南平岸」駅、または「澄川」駅から徒歩約15分

 公園は天神山の斜面を整備して造られた小ぶりの、しかし気持ちの良い公園でした。天神山は標高が85mとのことで小さな山ですが、展望広場からは札幌市街が意外に良く見えました。

 期待の梅と桜は、どちらも満開とはいえませんでしたが、それぞれに花を付けていて、たくさんの市民がお弁当を片手に憩っていました。
 山頂には外国人研究者向けの宿泊施設「天神山国際ハウス」が建てられていて、その周囲には日本庭園も造成されていました。

 その後、その足で近くにある精進河畔公園、月寒公園と公園のはしごをしました。
 三つの公園を巡っているうちに、ある傾向に気付きました。
 なんとなく、公園によって憩っている人たちの雰囲気が違うように感じたのですが、私の思い違いでしょうか。
 A公園は、若い家族連れが多く、なんとなく落ち着かない雰囲気だったなぁ。
 B公園は、整備も行き届き、憩っている人たちもどこか落ち着きを感じたなぁ。
 C公園は、若者が多く、施設のほころびが目立つようだぞ。
 D公園は・・・というように、公園の形状の違いばかりでなく、そこを利用する人たちにも違いのようなものを感じたのですが・・・。

 それぞれの公園がもっている特性によって、そこに引き寄せられる人たちが放つ雰囲気も違ってくるということなのかもしれません。

 世代によって、趣向によって、公園に求めるものも違ってくると思います。
 しかし、人々が共通して公園に求めているものは、そこに“潤いと癒し”を求めているのではないでしょうか。
 その“潤いと癒し”を求めて、私たちの公園行脚は続きます。

 ※ 添付の写真は、月寒公園の一角にあった沼です。市民がボートに乗って憩っていました。