私にジャズの素晴らしさを感応するものが備わっていなかったと前回記しましたが、そんな私が感じた6つのバンドの印象を簡単に・・・。
1) スウィート・ボイス (SUITE VOICE)
女性ボーカル4人組(クァルテット)のステージでした。
ボーカルのクァルテットというとハーモニーの美しさを聴かせてくれることを私などは期待します。
確かにしっかりとハモられてはいるのですが、彼女たちの場合はそれ以上に個が立っている感じが否めませんでした。ジャズの場合はどうしてもそうなるのでしょうか?
2) 東京ブラス・スタイル (TOKYO BRASS STYLE)
女性だけの11人組のブラスバンドです。
ちょうど映画「スウィング・ガール」の卒業生でバンドを組んだような印象です。
華やかな衣装とノリノリのステージは好ましいのですが、音的にはもっとしっかりした音をモノにする必要があるのではないかと感じました。
3) マリーン meets 本田雅人 BB Station
「シング シング シング」で登場したマリーンは、本田雅人+BB Stationの音に埋没しないだけの声量で歌い上げました。
マリーンはその長身と美貌、豊かな声量、そして底抜けの明るさで聴衆を魅了していたようです。
本田雅人は日本ジャズ界においてしっかりと地歩を築いているようですが、彼のバンドもまたしっかりとした音を聞かせてくれました。
ここまで書いてきて、なんだか私の独りよがりのような感じがしています。
そこで一つの話題を・・・。
この日は朝からあまり天候が良くなかったのですが、開演直後から小雨が降ってきました。
今回のセッションが長期戦ということで、私は雨具、防寒具をしっかり用意していたため、持参のポンチョを取り出し、雨もなんのそのステージに聞き入りました。(雨は長くは続きませんでしたが)
雨は歓迎しませんが、これも野外ライブの一つの要素であることに違いありません。 (残りの3つのバンドについては次回に・・・)