田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

レッズサポーターを見習うべきでは?

2008-11-08 18:08:47 | スポーツ & スポーツ観戦
 「今シーズンのコンサドーレのホームゲームは全て観戦する」という公言(?)どおり、今日の札幌ドームで行われた対浦和レッズも観戦し、今帰宅しました。
 実力差はいかんともしがたく、ダビィの個人技で1点先制はしたものの、結局は1対2で敗戦という結果でした。

 私の今日の興味は、試合そのものより日本一熱いといわれているレッズサポーターの応援を見ることでした。
 事前の情報どおり、約8千人が詰め掛けたレッズサポーター席は上段まで真っ赤に埋まっていました。
        
        ※ アウェー応援席の上段まで埋まったレッズ応援席です。

 さて、その応援の様子です。
 まず、その声量に驚かされました。コンサドーレサポーターも熱い声援を送るといわれていますが、レッズサポーターにはかなわないように思えました。
 それ以上に印象深かったのが、試合の流れの中で応援のメリハリを付けていることでした。
 味方の好プレー、勇気あるプレーにはすぐさま拍手が起こります。後方でボールを回すような緩慢なプレーをすると味方であっても容赦なくブーイングが飛びます。
 これでは選手はうかうかしておれません。いつも最善を尽くそうと緊張感をもってプレーすることになります。(それが逆効果になる場合もありますが)

 一方、コンサドーレサポーターの応援の様子を見ていて、いつも感ずるのが試合の流れに関係ないかのように、試合の最初から最後まで応援歌を歌いっ放しのように感じられることです。(もちろんリーダーは試合の流れの中で歌う曲を選択しているのでしょうが・・・)
 コンサドーレの場合、味方の凡プレーなどにブーイングが出たところを見たことがありません。
        
        ※ いつも温かい声援を送り続けるコンサドーレサポーターです。
 
 コンサドーレのサポーターはとても温かいサポーターだと評されています。それはそれで素晴らしいことだとは思うのですが・・・。
 しかし、サポーターもピッチには降りられないものの選手と一緒に闘っているとすれば、反省を促すブーイングも必要でしょうし、選手の勇気や好プレーを讃える瞬時の拍手も必要に思います。
        
        ※ 試合後、サポーターに挨拶する コンサイレブンです。

 今日の試合、サポーターの中核的存在のウルトラス・サッポロの面々が応援を自粛しました。私はこれは一つの見識だと思いました。
 日本一といわれるレッズサポーターも一部は物議を醸してもいますから、全てを見習えなどとはとても言えませんが、レッズサポーターの応援から見習うべきところもあるのではないか、と田舎おじさんは思ったのでした。