田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

躍進コンサの強さは本物?今夜も劇的勝利!!

2018-04-11 23:02:39 | スポーツ & スポーツ観戦
 コンサの勝利を信じて今日もスタジアムに足を運んだ。押し気味ながらも決めきれない試合展開に「今夜は引分けかな?」と思った試合終了間近のアディショナルタイムに都倉が混戦から見事に決めて劇的勝利で勝ち点3をゲットした。この勝ちは大きい! 

             
             ※ 試合開始前、両チームイレブンが整列し、札幌サポーターが熟める応援席を魚眼風に撮りました。

 「今夜はどうしよう?」と思ったのだが、今季のコンサの試合は面白い!という思いと、地上波でのTV中継がなかったことから、スタジアム(札幌ドーム)に駆け付けた。
 平日とあって、前回7日の対名古屋戦ほどではなかったが、それでも観衆は11,183人と発表があった。

             
             ※ さすがに遠路、平日とあって湘南サポーター席は寂しかったですね。

 今夜の相手は湘南ベルマーレ。勝ち点8で札幌と並んでいたチームだった。
 私の席はいつものとおり、相手ゴールのゴールライン付近(後半は味方ゴールライン付近となる)だったが、7日よりは観客が少なかったため、ピッチから近いかなり前列に座ることができた。

             
             ※ 試合前のアップ時にチャナテップ選手を望遠で追いました。

 札幌のスターティングイレブンは、前回の対名古屋戦と全く同様だった。ただ、「あれっ?」と思ったのは、エースのジェイがベンチにも入っていなかったことだ。前回負った怪我が完治していないのだろうか?
 試合は、札幌が終始ボールを支配している感じだったが、相手を脅かすまでにはいたらず、ゴールの匂いもあまり感ずることができなかった。
 前の試合から中3日しか経っていないこともあってか、なんとなく選手の動きが鈍いように私の目には映った。

             
             ※ 札幌のCKの際のゴール前で攻防です。互いに引っ張り合っていますね。

 目立ったのは右サイドの新戦力、駒井と三好の動きだった。右サイドから何度も何度も仕掛けるもゴールに結びつかない展開が続いた。
 相手の湘南も盛んに仕掛けるが、宮澤やキムミンテが効いているように思えた。

             
             ※ 札幌の人気選手の一人、荒野選手です。

 どちらかといえば、淡々と試合が進む中、後半は両者とも疲れが目立ち始め、「今夜は引分けかな?」との思いが私を支配し、試合時間90分が過ぎ、3分のアディショナルタイムに入ったときだった。
 私の席からは最も遠い相手ゴールエリアで混戦の中から、都倉の脚が一閃、見事ゴールをこじ開けた!
 勝利を半ばあきらめかけていたコンササポーターは歓喜の渦と化した。値千金のゴールである。
 そのままタイムアップとなり、札幌は1対0で勝利し、勝ち点3をゲットした。

             
             ※ ゴールを決めた都倉選手に控えの選手が駆け寄って祝福しています。

             
             ※ ゴールするかなり前に撮った都倉選手です。

 この勝利で札幌は勝ち点11となり、第6位に躍進した!
 はたしてこの躍進は本物なのだろうか?ちょっと頬をつねってみたくなる。
 今年就任したミハイロ・ペトロビッチ監督(愛称:ミーシャ)は超攻撃的戦法を標榜する監督である。そこのところが観ている者にとっては面白いサッカーに映るのだが、Jリーグ開幕当初は「攻撃は進歩したが、守りにミスが出るチーム」と評された。
 しかし、ここにきて守りも安定し始めてきているのだ。ルヴァンカップ戦を別にすると、ここ3試合無失点が続いている。これは、四方田前監督の指導によるものといわれている。
 つまり、ミーシャの攻撃と四方田の守備が融合して、今の躍進が続いていると言えそうだ。

             
             ※ 劇的な勝利に、試合後互いにたたえ合うコンサの選手たちです。

 しかし、いつまでも今の勢いが続くと考えるのは甘いかもしれない。今後、柏、浦和、横浜、仙台と強いと思われるチームとの戦いが続く。
 勢いでいけるほどJ1は甘くはないが、コンサが実力を増していることは確かなことと思える。
 これからもホームゲームはできるだけスタジアムに駆け付けて応援したいと思っている。