メンデルスゾーンなんてせいぜい「春の歌」くらいしか知らない私である。そんな私がメンデルスゾーン一色のコンサートに足を運んだ。いや、運んだのではなく、運ばされたというべきか?
※ コンサートはもちろんカメラはNGである。そこで開演前に会場の雰囲気を写し出す一枚を撮らせてもらった。
4月16日(月)夜、六花亭ふきのとうホールで開催された「歌で綴るメンデルスゾーン vol.1」と題するコンサートに足を運んだ。
足を運んだと記したが本当のことを言うと、この日の出演者の一人であるピアニストの小泉香織さんの義父で、私の知人であるK氏からチケットがプレゼントされたからであった。
コンサート名は「歌で綴るメンデルスゾーン vol.1」と題するのだが、渡された解説によるとメンデルスゾーンが創った数多くの曲の中には、ピアノ曲(無言歌)と歌曲があり、それを6曲ずつ対のようにして世に出したということである。
そこで、本コンサートを主宰するソプラノの河口しほりさんとピアニストの小泉香織さんは、それらの曲集を何回かに分けて忠実に再現するコンサートを企画したということだ。
その記念すべき第1回コンサートに、彼女らの恩師でもある国立音大教授でピアニストとしても名をはせる梅本実氏を招いて、最初のコンサートを開催したということである。
※ 国立音大教授であり、現役のピアニストでもある梅本実氏です。
河口さんと小泉さんは、共に30代半ばと思われるのだが、これまでもシューマンの曲だけのコンサートを開くなど、意欲的な試みを続けている方たちである。
この日は、無言歌集を梅本実氏がピアノソロで、歌曲集を河口しほりさんが歌い小泉香織さんがピアノ伴奏をするという形で進められた。
※ 河口しほりさんの写真をウェブ上で見つけることはかなり困難だった。この写真も半信半疑である。
正直に言おう。彼女らの意欲には共感するのだが、その良さを感得するだけの感性が私の中にはなかった。
演奏された曲は全てメンデルスゾーンの曲ばかり24曲だった。しかし、どの曲を聴いてもその良さや違いが分からないのだ。唯一、長調と短調の違いだけはなんとか分かった感じはしたのだが…。
K氏からは「梅本先生は本当に上手らしい」と伝えられていたが、小泉さんとの違いを聞き分けるだけの耳が私には備わっていなかった。
すなわち、私にはそうした素養がないということでもあるのだが…。
※ こちら小泉香織さんの写真は以前に撮らせていただいたものを載せることにした。
しかし、そんな時間が私にとって苦痛な時間というわけでもないのだ。
私の知らない世界、私に縁のない世界に、自分をおいてみるのもある意味でとても貴重な機会だと思っている。
K氏と知り合いでなければ体験できなかった世界であろう。そういう意味ではK氏に感謝している私である。
※ コンサートはもちろんカメラはNGである。そこで開演前に会場の雰囲気を写し出す一枚を撮らせてもらった。
4月16日(月)夜、六花亭ふきのとうホールで開催された「歌で綴るメンデルスゾーン vol.1」と題するコンサートに足を運んだ。
足を運んだと記したが本当のことを言うと、この日の出演者の一人であるピアニストの小泉香織さんの義父で、私の知人であるK氏からチケットがプレゼントされたからであった。
コンサート名は「歌で綴るメンデルスゾーン vol.1」と題するのだが、渡された解説によるとメンデルスゾーンが創った数多くの曲の中には、ピアノ曲(無言歌)と歌曲があり、それを6曲ずつ対のようにして世に出したということである。
そこで、本コンサートを主宰するソプラノの河口しほりさんとピアニストの小泉香織さんは、それらの曲集を何回かに分けて忠実に再現するコンサートを企画したということだ。
その記念すべき第1回コンサートに、彼女らの恩師でもある国立音大教授でピアニストとしても名をはせる梅本実氏を招いて、最初のコンサートを開催したということである。
※ 国立音大教授であり、現役のピアニストでもある梅本実氏です。
河口さんと小泉さんは、共に30代半ばと思われるのだが、これまでもシューマンの曲だけのコンサートを開くなど、意欲的な試みを続けている方たちである。
この日は、無言歌集を梅本実氏がピアノソロで、歌曲集を河口しほりさんが歌い小泉香織さんがピアノ伴奏をするという形で進められた。
※ 河口しほりさんの写真をウェブ上で見つけることはかなり困難だった。この写真も半信半疑である。
正直に言おう。彼女らの意欲には共感するのだが、その良さを感得するだけの感性が私の中にはなかった。
演奏された曲は全てメンデルスゾーンの曲ばかり24曲だった。しかし、どの曲を聴いてもその良さや違いが分からないのだ。唯一、長調と短調の違いだけはなんとか分かった感じはしたのだが…。
K氏からは「梅本先生は本当に上手らしい」と伝えられていたが、小泉さんとの違いを聞き分けるだけの耳が私には備わっていなかった。
すなわち、私にはそうした素養がないということでもあるのだが…。
※ こちら小泉香織さんの写真は以前に撮らせていただいたものを載せることにした。
しかし、そんな時間が私にとって苦痛な時間というわけでもないのだ。
私の知らない世界、私に縁のない世界に、自分をおいてみるのもある意味でとても貴重な機会だと思っている。
K氏と知り合いでなければ体験できなかった世界であろう。そういう意味ではK氏に感謝している私である。