「屯田西公園コース」は野球場や陸上競技場、テニスコートなどを備えた広い屯田西公園の片隅に設えられた狭い小さなコースだった。ホールが小高くなった丘の上に設定されたりしたトリッキーなコースだったが、地域住民の手作り感を感じさせる心温かなコースだった。
「屯田西公園」は新琴似地区の中心部に位置するところにあり、野球場、陸上競技場(サッカー場)、テニスコート、ウォータースライダーなどが揃った広大な運動公園である。
※ 「屯田西公園」の位置を示す地図です。
パークゴルフ場はその公園の一角にあった。私が想像するには、先に運動施設の揃った公園として誕生した後、パークゴルフが盛んになったことで公園の空き地を巧みに利用する形で造成されたのでは?と思われるパークゴルフ場の造りだった。コース全体は敷地の隅っこを利用するように大きく左に折れ曲がり、そこを折り返してくるような形で設計されている。
※ 屯田西公園り案内図ですが、パークゴルフコースは右手陸上競技場の隅に設けられています。
コースは総延長が311mと示すように全体に小さなパークゴルフ場で、最も長いホールでも50mだった。
面白い!と思ったのは、第1ホールと第9ホールが第1打を打った後、そのままフェアウェイを歩けないように白いロープが張られていたことだ。プレイヤーは横のロープが張られた通路を歩かねばならないようになっていた。これはフェアウェイの芝を護るための措置なのではと思われた。ただ、その割には芝の状態はけっして良い状態とは思えなかった。
※ 第1ホールですが、行く手にロープが張られ横の通路を通るようになっています。
※ ご覧のようにコースは決してキレイに整備されているわけではありません。
また、前記したようにホールの位置が中には小高くなった丘の上や中腹に設けられていたことである。これまでもそうしたコースに出会ったことがあるが、慣れていない者にとってはやっかいなホールだった。
※ 時には写真のように丘の上にホールが設定されていたところもありました。
「屯田西公園コース」のもう一つの特徴は、コースの脇に明らかに住民(あるいは利用者?)の手によると思われる花々が植えられていたことである。なんとなく心が温かくなる光景である。もし、私の想像どおりであるならば、地域の利用者たちによって小さくとも温かく守り育てられているパークゴルフ場なのだと思われた。
※ コースの脇には写真のように花々が列になって植えられていました。
《コース概要等》
〔住 所〕北区屯田4条9丁目
〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約311m
〔休 日〕第2・4水曜日
〔利用時間〕7:00~日没 〔駐車場〕有(56台)
〔プレー料金〕無料
〔問い合わせ〕管理運営委員会☎080-6085-7253
〔訪問日&私の成績〕20/09/04 31/33