公園内に点在する作品を探して、広い公園内を右往左往した。もとより芸術作品には疎い私はまるで宝探しラリーを楽しむように公園内を巡って歩いたが、全ての作品を探し当てることはできなかった…。
※ 紅櫻公園内に数ある池の中でもメインの池と思われる。木々が僅かに色付いていた。
紅櫻公園において「現代アートの作品展が開催されている」と新聞で報じられているのを知って、近くに所用があったのでその途中に寄ってみた。
※ 蕎麦店と茶屋を兼ねるいかにも和風の雰囲気を醸し出す家屋。
紅櫻公園は私設の公園として知られているが、入園料などを徴収しないことからどなたか篤志家の方の公園かと思っていたが、調べてみると「株式会社紅櫻公園」という会社組織が運営している公園だということが分かった。公園は広さ8ヘクタール(札幌ドーム約1.5個分)あるが、その中に池あり、丘あり、滝ありと起伏のある日本的な庭園が広がっていた。
※ 丘を登ったところには滝を配した日本庭園が広がっていた。
新聞記事によると、その中に9人の芸術家の作品が展示されているというのだが、手持ちの資料も特になく、私は公園内を闇雲に歩き回った。その結果6人の芸術家の7つの作品を見つけることができた。
※ 多彩な色を配した椅子も作品かと思われたが、そうではなかったようだ。
執念さに若干欠ける私は残念ながら全ての作品を探し当てることはできなかったが、数年前に紅櫻公園の紅葉見物に来た時には公園の一部しか巡っていなかったことを本日悟らされた。意外に奥行きが深いことを知ることができたことはある意味での収穫だった。
また、こうした作品展が自然の中で展示されているのを鑑賞できること、しかも無料で開放されていることに率直に感謝したいと思う。
それでは私が探し当てることのできた6人の芸術家の7つの作品を稚拙な写真で紹介することにします。
◆「反射する層」 今村育子 作
◆「Fragile b ridge」 ヒデミ ニシダ 作
◆「Meta Monuments」 鈴木悠哉 作
◆「モス地蔵・観音さまと遊ぶ」 上遠野敏 作
◆「Landscape will 2019」 川上りえ 作
◆「山乃神さまと八百万の神々が舞い降りる前庭」 上遠野敏 作
◆「時間は実在するか」 渡辺行夫 作 ※恐竜の素材は大イタドリだそうだ。