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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

第43回市民バンドフェスティバル in Sapporo

2022-05-02 12:45:48 | ステージ & エンターテイメント

 久しぶりに吹奏楽の音色に浸ったひと時だった。札幌市内で活動する社会人の吹奏楽バンド7団体が一堂に会して行われたコンサートは吹奏楽の良さを再確認させてくれたひと時でもあった…。

        

 時系列がラグビー観戦記と反対となってしまったが、4月29日(金・祝)午後、札幌コンサートホールKitaraにおいて「第43市民バンドフェスティバル」が開催されたので、「久しぶりに吹奏楽もいいなぁ…」との思いから出かけてみた。

 参加した7団体とは、「札幌ユース吹奏楽団」、「札幌シティバンド」、「札幌青少年吹奏楽団」、「札幌ブラスバンド」、「サッポロシンフォニックバンド」、「札幌市民交響吹奏楽団」、「札幌吹奏楽団」の7団体である。団体名にユースとか、青少年と付いた団体があるが、実際にはどの団体にもかなりの年配の方も加わっていた。このことは、どの団体においても学生時代に吹奏楽に親しんだ方々が社会人になって同好の士として集まって活動しているという感じであった。例によって演奏された曲目を記すと…、(演奏順に)

◆札幌ユース吹奏楽団(指揮:大泉 徹)

 ◇マーチ「ブルー・スプリング」/鈴木雅史

 ◇ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」より/J.ボック

 ◇ディズニー・メドレーⅢ/真島俊夫

   

◆札幌シティバンド(指揮:北川裕二)

 ◇小組曲/A.リード

 ◇リトル・マーメイド・メドレー/A.メンケン

   

◆札幌吹奏楽団(指揮:菅原克弘)

 ◇吹奏楽のための交響詩「並の見える風景」/真島俊夫

 ◇栄光の架橋/北川悠仁

 ◇コンサートマーチ「五月の風」/真島俊夫

   

◆札幌市民交響吹奏楽団(指揮:坂井繁)

 ◇喜歌劇「メリー・ウィドウ」よりヴィリアの歌/F.レハール

 ◇バレエ組曲「青銅の騎士」より/R.グリエール

   

~~~~~ 休 憩 ~~~~~

◆札幌青少年吹奏楽団(指揮:城分陽介)

 ◇オリエント急行/P.スパーク

 ◇オーメンズ・オブ・ラブ/和泉宏隆

   

◆札幌ブラスバンド(指揮:米田浩哉)

 ◇やまがたふあんたじぃ~吹奏楽のための~/杉浦邦弘

 ◇交響詩「アルプスの詩」/F.チェザリーニ

   

◆サッポロシンフォニックバンド(指揮:鈴木栄一)

 ◇NHK大河ドラマ「青天を衝け」メインテーマ/佐藤直紀

 ◇交響曲第9番「新世界より」第4楽章/A.ドヴォルザーク

   

◆合同演奏 真島俊夫トリビュート ポップスオーケストラ(指揮:大泉徹)

 ◇オブラディ・オブラダ〈40th ver.〉/レノン&マッカートニー

 ◇夢~岩井直溥先生の思い出に~/真島俊夫

 ◇宝島/和泉宏隆

とボリュームたっぷりにおよそ3時間、吹奏楽の音に酔いしれた。このところ私は弦楽を聴く機会が多いが、現職時代は道東で過ごしたこともあり合奏というと吹奏楽ばかりだったので、聴き慣れていることもあり「吹奏楽もまたいいなぁ…」という思いで聴くことができた。

 各団の構成は、私が数えたところでは人数の少ない団体で30人前後、多いところだと60人くらいの団員を抱えるところもあり、それぞれ活発に活動しているようであった。

 各団体によって、または構成によって、多少技量の違いを感ずることもあったが、それぞれが学生時代にしっかりと基礎を叩きこまれたとみえ、どこかに余裕を感ずるような演奏が大半を占めていたように感じられた。

 プログラムに記載されたものを拝見すると、練習はほとんどが週一回程度のようなのだ。それはある意味で当たり前だと思われる。何せ皆が仕事を持ちながら趣味として取り組んでいるのだから…。そういう意味では一人ひとりが仕事との両立に悩みながら演奏活動を継続されているものと想像される。

 ほとんどの団体が、吹奏楽コンクールを目ざして研鑽を積んでいるとも聞く。そうした地道な努力を重ねる市民バンドの演奏会をこれからも機会があるたびに聴いてみたいと思う。

※ 例によって演奏中の写真はNGだったので、プログラムで紹介された各団体の様子をコピーして貼り付けることにしました。



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