田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市の緑道めぐり⑤ 北郷緑道 & 川下公園のライラック

2020-05-30 19:06:54 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 生い繁る木々、ウッドチップを敷き詰めた通路、適度に配置されたベンチやバーコラ、それなりの距離…。私の描く“緑道”のイメージを具現化したような「北郷緑道」だった。併せて「川下公園」のライラックの花も楽しんだ。

   

   ※ 北郷緑地の月寒川以西に伸びる通路は素晴らしかった…。

   

 「北郷緑道」はマップにあるように月寒川を挟んで東西に真っすぐ伸びる緑道である。

 私は車を駐車させるには白石高校側の傍にある「川下公園」駐車場に駐車するのが便利と考え、白石高校側からスタートすることにした。しかし、このことが大きな混乱を呼んだ。

   

   ※ 私にとってのスタート地点となった北海道白石高等学校の校舎です。

 私はマップを頼りに白石高校の周りにあるであろう「北郷緑道」の入り口を探した。周りの人にも尋ねたりしながら探すのだが一向に見つからない。この日(29日)札幌は23℃まで気温が上がったが、その暑さの中を私は30分近くも白石高校の周りを右往左往したが見つからなかった。諦めようと思いながらも、最後の一縷にかけて小道を入ったところ緑道らしきところにぶつかり、それが「北郷緑道」だった。この件について、後述する。

   

   ※ ここが一方のスタート地点です。柵の向こうは白石高校のグランドです。   

 さて、ようやく見つけることができた「北郷緑道」はちょっとワイルドな印象だった。通路には草が生え、周りも雑草の整備もあまり行き届いてない。人々が散策する道としてはそれほど利用されていないのでは、と思わせられた。

   

   ※ 通路も草で覆われちょっとワイルドな感じです。

   

   ※ お休みどころのベンチもどこか寂れた感じで…。

 しばらく行くと、月寒川が交差するところに出た。この緑道は月寒川の対岸の道に直通する橋は架かっていない。緑道から100mほど迂回した両側に橋が架かっている。私は東側の「清栄橋」を迂回して(帰りは反対の「川北橋」を渡った)対岸の緑道に戻った。

   

   ※ 月寒川の堤防に出ると、川向うに北郷緑道が広がっています。しかし、橋は無く…。

   

   ※ 向こう岸にわたるにはグルっと迂回して写真の橋を渡って向こう岸に行きました。

 対岸に渡ると緑道の様相は一変した。まず、通路がウッドチップを敷き詰め、それを固めた歩きやすい通路となっていた。また、入ってすぐにバーコラがあったのだが、その周りにはツツジなどが配され、明らかに手入れがなされている感じだった。そして適度にベンチも配置されている。途中、三度ほど車道と交差したが、いずれも交通量が少ない車道で問題はなかった。

   

   ※ 西側の塘路は写真のようなウッドチップが敷き詰めら、とても歩き良かったです   

   

   ※ 東側とは明らかに違った雰囲気の通路が待っていました。

   

   

   ※ 体力づくりの用具が準備されていたり…

   

   ※ バーコラとベンチが適度に配置連れていたり…。

   

   ※ 中にはこうした整備が行き届いていない箇所もありましたが…。

 月寒川を挟んで、東側と西側では明らかに緑道の様相が違った。緑道の利用度にも違いがあるのだろうが、予算のかけ方にも違いがあるのではないだろうか?と思いながら一方の始発点であり、終点の道央自動車道とぶつかるポイントに達した。白石高校のスタート地点から約2キロだという。往復4キロの緑道ウォークだった。

   

   ※ 一方の始発点であり、終着点の道央自動車道が目の前を横切っています。

   

   ※ 立派な園名板が立てられていました。

 ところで白石高校側のスタート地点であるが、混乱したもの無理はない。スタート地点が白石高校のグランドの裏側がスタート地点となっていたのだ。そこにいたる案内は一切なかった。これでは事情の知らない者にとっては近づくことさえできない。そこで唯一近づくことのできるルートをここに記しておきたいと思う。まず、「白石高校」と「川下公園」の間を走る道路(8号幹道線と書かれていた)を北に約500mほど歩くと、〔川北〕と書かれた信号機があるので、そこを左折してさらに150mほど進んで再び左折する。その道路は舗装されていなく、資源回収会社や建設資材を扱う会社の資材置き場の引き込み線のようである。その道路をやはり150mほど行くと、「北郷緑道」のスタート地点にようやく至るのである。ここまで来て、緑道は地域住民のためのものであり、私のような酔狂なものは想定もしていないのかもしれない。それはそれで構わないと思うのだが、今回尋ねた人の中には地域住民でありながら「北郷緑道」の存在を知らない人がいた。せめてその存在をPRする意味からも、入口の案内はしていただきたいと思ったのだが…。

 また、月寒川で分断される緑道を繋ぐ人道橋のようなものも計画していただければと思った。

《エルム緑道訪問日 ‘20/05/29》

 

川下公園のライラックの森

 「札幌の木」がライラックであることは市民の間で定着している。そのライラックの多様な品種を栽培しているところとして川下公園は有名である。ちょうど見ごろを迎えた川下公園のライラックの森をちょっとだけ覗いた。園内にはいると満開のライラックが放つ甘い香りに包まれた。さまざまな色のライラックの花が咲き誇っていたが、私はその中から何種かカメラに収め、緑道巡りへと向かった。

   

   ※ 川下公園のライラックの森を概観したところです。

   

   ※ 植えられているライラックの品種は200品種とか…。ゆっくり鑑賞する価値あり?

   

   

   

   



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