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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

NHK札幌放送局の新社屋で8K大画像を観る

2021-11-22 19:05:12 | ステージ & エンターテイメント

 その画面280インチ、目測で縦4m、横6m は優にあったと思われる大画面は迫力十分だった。しかも細密な画面は驚くばかり、映画を観ているのとまったく変わりのない美しい画面を堪能した!

   

※ 北1条西9丁目に新築されたNHK札幌放送局の全景です。

 昨夜(21日)午後6時から未来への17action × NHK音楽祭2021「地球の未来コンサート」という8K向け番組が東京から放送されたものを、新装なった NHK札幌放送局の「8K公開スタジオ」で受信公開するという催しに参加した。

        

 「8K公開スタジオ」はNHK札幌放送局の新社屋の1階ロビーの最奥部に位置していた。私が入場したのは時間前だったのだが、8K向けのビデオ(と思われる)が流されていた。内容は高野山の風景や宝物などを写し出したものだったが、映画と見紛うような美しい画面に驚かされた。

    

※ 私が映した「8Kスタジオ」と画面の様子です。

 午後6時、コンサートが始まった。コンサートは「地球の未来コンサート」と銘打つようにSDG’sをテーマとしたものだった。

 司会をピアニストの清塚信也さんとNHKアナの林田理沙さんが担当し、出演は出演順に池田綾子、MORISAKI WIN、三浦透子、清塚信也、ミトリーズ、大木信夫、AIと多彩なミュージシャンが登場した。伴奏はNHK交響楽団の選抜メンバーが務めた。悲しいかな私は誰一人として知ったミュージシャンはいなかった。それだけ私が現代のミュージックシーンからは離れてしまっていることを思い知らされた。さらにステージには合間を縫って宇宙飛行士の油井亀美也氏がゲストとして登場し、地球を外から見た素晴らしさを語った。

    

※ NHK札幌放送局新社屋一階の来場者向けのロビーの様子です。

 私は習性もあって コンサート中に薄暗い室内で楽曲名を懸命にメモし続けたので、ここに記録しておきたい。

◆池田綾子     「心旅」、「瑠璃色の地球」

◆MORISAKI WIN 「星がめぐり合う夜に」、「Heal The World」

◆三浦透子       「ブルーハワイ」、「愛にできることはまだあるかい」

◆清塚信也     即興演奏「Message for Earth」

◆ミドリーズ    「ツバメ」

◆NHK交響楽団  「ドボルザーク弦楽五重奏」、「地球の未来スペシャルメロディー」

◆大木信夫     「ALMA」、「世界が終わる夜」

◆AI       「ハピネス」、「アルデバラン」

最後に全員で    「見上げてごらん夜の星を」

 以上で1時間40分にわたるコンサートは終了した。知らないミュージシャンばかりだったが、印象に残ったのは両親ともにミャンマー人なのに、日本人のように上手に日本語を操ったMORISAKI WINはきっと若い人たちから支持を集めているのではと思われた。また、ロックバンドACIDMANを率いる大木信夫の歌唱力の素晴らしさは、他を圧していたように私には聴こえてきた。 

 どのミュージシャンも自分の曲やカバー曲によってテーマに沿った選曲をし、私たちの棲む地球の素晴らしさを讃えた曲の数々であった。またバックの大画面に映し出される映像も鮮やかな地球の姿を写し出すものだった。

  

※  この写真は8Kの大画面の迫力を伝えるために、NHKのHPから拝借した写真です。

 今後、NHK札幌放送局の「8K公開スタジオ」がどのように使われるのか、知る由もないのだが、スタジオを場所から考えると日常的に公開されるのではとの期待も抱く。札幌にお住いの皆さんにはぜひ一度8Kの大画面を体験してみることをお勧めしたい。    



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